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あいみょん「19歳になりたくない」歌詞の意味を解釈!大人になりたくないリアルな心情に注目。

今回は、あいみょんの人気曲「19歳になりたくない」の歌詞意味を考察していきます!

大人へ向かっていくことへの不安や疑問をあいみょんがストレートに描いているこの楽曲。果たして、どんなリアルな心情が描かれているのでしょうか?

⇒関連:あいみょん「真夏の夜の匂いがする」MV公開されました>>

 

明日になれば私
何か変わっちゃうかな
どうにもこうにも 想像がつかない

小中高と進んで
逃げ方も覚えた
自殺者を笑い
その勇気に拍手して

カメラを片手に
ギターを背負い
人の話さえも かすんでく
手放したもの
偽物だったから
もう いらない 必要ない

大人になるたびに
夢見てばかりの自分が嫌になり
数えられるほどの
痛みと苦しみでかき消すんだ

現実逃避を
繰り返す日々は
思えば楽だった
最高の友達でした

18の今言えることは一つ
あの日の記憶は消えますか
手に取れる物 それは全て欲しい
けど 今で十分な気がする

大人になるたびに
見たくないものを見ては
泣いちゃうし
本当の自分に気づくことは
少し怖いんだ

18の今思うことが一つ
何故人は減る命に祝いを捧げるの
強くはなりたい でも弱くもありたい
私のままでいたい

思い出せないもの
どこかに忘れてしまった宝物
一度握った手も
知らぬ間に離れてしまったんだ

大人になるたびに
見たくないものを見ては
泣いちゃうし
本当の自分に
気づくことは少し怖いんだ

引用:「19歳になりたくない」作詞作曲/あいみょん

あいみょん「19歳になりたくない」はどんな曲?

2015年12月2日にリリースの、あいみょんの2ndミニアルバム『憎まれっ子世に憚る』。

今回取り扱う「19歳になりたくない」は、7曲入りのこのCDの2曲目に収録されています

 

一歳、また一歳と、歳を重ねるごとに溢れてくる期待、不安、疑問。

それらをストレートに書き綴った歌詞に共感する方も多いのではないのでしょうか?

モラトリアムの中でもがく若者たちを描いている曲ともいえそうです。

 

サウンドはポップな仕上がりになっていてとっても聞きやすいですよね。

さすが、若者たちから支持を集めているミュージシャンです!

 

YouTubeで「19歳になりたくない」のMVを探してみたところ、

残念ながらオフィシャルのMVはあがっていませんでした…。

 

しかし、楽曲を聴くことができる動画を見つけましたよ~!

公式のものではないので、お早目に!

あいみょん「19歳になりたくない」歌詞の意味を考察。

引用:https://spice.eplus.jp/articles/122481

それでは「19歳になりたくない」の歌詞考察に入りましょう!

19歳になりたくない、というタイトルの通り、

若者のリアルな気持ちが表れている歌詞に注目してみてくださいね。

明日になれば私
何か変わっちゃうかな
どうにもこうにも 想像がつかない

引用:「19歳になりたくない」作詞作曲/あいみょん

19歳になる前日、つまり18歳最後の日のような書き出しですね。

 

18歳から19歳へ。

高校も卒業したし、「大人」になるのかな。

でも、一つ歳を取ったくらいで何かが変わるのかな。

 

若者ならではの疑問を綴ってこの曲が始まります。

小中高と進んで 逃げ方も覚えた
自殺者を笑い その勇気に拍手して

引用:「19歳になりたくない」作詞作曲/あいみょん

 

あいみょん は高校を一回辞めています

学校に行っても保健室にいるような生徒だったそうです。

 

いじめられていたわけでも、反抗したかったわけでもないけれど、

まるでベルトコンベアに乗せられているかのように、

みんなと同じように机を並べて勉強することに疑問を抱いていたようですね。

その中で、やりたくないことから逃げる術も得たのでしょう。

 

「自殺者を笑い その勇気に拍手して」の部分は、

嫌なことから耐えられず命を捨てた自殺者の弱さへの“軽蔑と同時に、

命を殺し苦痛を伴ってまでして嫌なことから逃げた自殺者の勇気への“賞賛が描かれています。

 

「みんなと同じ」を強要される居心地の悪さから抜け出したいあいみょんにとっては、自殺は「解放」とも捉えられたのでしょう。

カメラを片手に ギターを背負い
人の話さえも かすんでく
手放したもの 偽物だったから
もう いらない 必要ない

引用:「19歳になりたくない」作詞作曲/あいみょん

 

18、19歳といえば多くの人が高校生や大学生です。

参考書を片手に通学リュックを背負う人たちばかり。

しかし、あいみょんはカメラを片手にギターを背負っています。

普通の人たち」と自分比較している様子が伺えますね。

 

「手放したもの」とは「普通の生活」ではないでしょうか。

高校を一度辞め、音楽に没頭するあいみょんにとって、“普通”とは不要なものだったのでしょう。

大人になるたびに
夢見てばかりの自分が嫌になり
数えられるほどの
痛みと苦しみでかき消すんだ

引用:「19歳になりたくない」作詞作曲/あいみょん

 

大人に近づくたびに夢がどんどん膨らんでいく。

一方、「現実を見なさい」という声を大人たちから聞かされます。

 

歳を重ねるごとに、確かに現実を見ることの大切さに気づいていきます。

しかし夢は膨らむばかり。

夢と現実に挟まれて苦しむ若者らしい姿が想像できますね。

あいみょん「19歳になりたくない」2番 歌詞の意味は?

現実逃避を 繰り返す日々は
思えば楽だった 最高の友達でした

引用:「19歳になりたくない」作詞作曲/あいみょん

 

夢に没頭できていた日々は、実は“現実逃避を繰り返す日々”だった。

現実を見なくていいという状況があんなにも楽だったのか、と過去を振り返っています。

18の今言えることは一つ
あの日の記憶は消えますか
手に取れる物 それは全て欲しい
けど 今で十分な気がする

引用:「19歳になりたくない」作詞作曲/あいみょん

 

今悩んでいること、夢見ていることも、1秒後には過去の事、つまり記憶になりますよね。

「あの日の記憶は消えますか」という部分は、「今思っていることも忘れてしまうのだろうか」という意味に捉えられるような気がします。

 

手に取れる物」がだとすれば、

今で十分な気がする」の部分は現実を見ている様子だと考えられます。

 

夢と現実の対立が表されていますね。

大人になるたびに
見たくないものを見ては泣いちゃうし
本当の自分に気づくことは少し怖いんだ

引用:「19歳になりたくない」作詞作曲/あいみょん

 

ここでの「見たくないもの」は現実のことでしょう。

現実を見ると痛感させられるものがたくさんあって辛くなりますよね。

 

さらに「本当の自分に気づくことは少し怖いんだ」と言っています。

それは、「本当の自分」にはやりたいことや成し遂げたいことがたくさんあるからではないでしょうか。

 

つまり、辛いけれど“現実”を見なくてはならない状況の中で、

本当の自分が秘めている“夢”に気づいてしまうことを恐れているのでしょう。

18の今思うことが一つ
何故人は減る命に祝いを捧げるの
強くはなりたい でも弱くもありたい
私のままでいたい

引用:「19歳になりたくない」作詞作曲/あいみょん

誕生日とは、生まれてから生きてきた歳月を祝うもの。

しかし、あいみょんは「歳を取ること=命が減ること」だと捉えています。

そのため、人々が誕生日を祝うことに疑問を抱いています。

 

大人になるにつれて強くなることを望んでいながらも、

今ある弱さが無くなってしまうことを恐れているようです。

 

それは、弱さを失えば自分ではなくなるから。

ありのままの自分でいたい、と吐露していますね。

思い出せないもの
どこかに忘れてしまった宝物
一度握った手も
知らぬ間に離れてしまったんだ

引用:「19歳になりたくない」作詞作曲/あいみょん

 

歳を重ねれば重ねるたび、大切なことを思い出せなくなったり、大切な人をいつの間にか失っていたいたり…。

忘れ物が増えてゆきます。

 

あいみょんにとって記憶は大切なものとされているようですね。

あいみょん「19歳になりたくない」歌詞の意味は? まとめ

引用:https://lmusic.tokyo/news/feature/live_report82

いかがでしたか?

何故人は減る命に祝いを捧げるの」という部分。

誕生日命が減る日と捉える考え方はとても独特でしたよね。

 

また、強さの獲得弱さの喪失を対比して考えるセンスもあいみょんならではでしたね!

 

ティーンエイジャーたちのモラトリアムを表現した、若さが光り輝く一曲でした。

 

以上、あいみょん19歳になりたくない」の歌詞考察でした!

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