今回は、あいみょんの楽曲『ら、のはなし』の歌詞の意味を考察していきたいと思います。
映画の挿入歌としても起用された、この楽曲には切ない恋心が描かれているんです!あいみょんといえば、歌詞の世界観が「恋愛の代弁者」というほど、リアルで共感できるんですよね!
タイトルのインパクトとともに、どんな想いが描かれているのか、歌詞の意味を読み解いてみたいと思います。
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君のいない世界で
僕が生きるとすれば
それはそれはとても
居心地が悪いことだろう愛しい人のためなら
なんでもできるつもりさ
ただそれは
君がとなりにいてくれたら、の話だから。
こんな歌気持ちが悪い
だけだから
ああ 余裕を持って人を
好きになれる人って
の世にいるのかな君の持っているもの
僕に少し下さい
それがきっと
ふたりを繋ぐ
何かになるだろう愛しい人がこのまま
誰かの愛しい人になるのを
黙って見てるのは嫌だからって、話なんだけどさ。
これってやっぱり
気持ち悪いかな
ああ 理想なんてものは
早いうちに捨ててしまうのが
楽だろうな君との恋を望みながら
誰かの不幸を願いつつあるよ
そんな僕の思いつきも
結局は君がとなりにいてくれたら、の話だから。
こんな歌気持ちが悪い
だけだから
ああ 余裕を持って人を
好きになれる人って
この世にいるのかな引用:「ら、のはなし」作詞作曲/あいみょん
あいみょん「ら、のはなし」どんな曲?
あいみょんの楽曲「ら、のはなし」は、2019年2月13日発売の、2nd アルバム「瞬間的シックスセンス」に収録されています。
また、この楽曲は、アニメ映画「あした世界がおわるとしても」の挿入歌としても使用されているんです!
あいみょん初の、アニメーション映画の楽曲となっています。
また、映画の世界観とぴったりに仕上がっているところが、「さすが、あいみょん」といったところではないでしょうか!
あいみょん「ら、のはなし」歌詞の意味は?
という訳で、さっそくあいみょんの「ら、のはなし」の歌詞を考察していきたいと思います。
が!!!
この曲では、AメロBメロといった区切りでは考察できないので、内容が続くブロックごとに考察したいと思います。
「ら、のはなし」①番前半・歌詞の意味は?
君のいない世界で
僕が生きるとすれば
それはそれはとても
居心地が悪いことだろう愛しい人のためなら
なんでもできるつもりさ引用:「ら、のはなし」作詞作曲/あいみょん
「君」がいない世界は考えられない「僕」。
そんな世界は耐えられないという思いを描いています。
恋をすると、それ以外のことを考えられないぐらい、相手への思いであふれてしまうんですよね…
相手の為になら、なんでもできてしまうというほど、心を相手に占拠されてしまうんです。
「ら、のはなし」①サビ前~サビ・歌詞の意味は?
ただそれは
君がとなりにいてくれたら、の話だから。
こんな歌気持ちが
悪いだけだから
ああ 余裕を持って人を
好きになれる人って
この世にいるのかな引用:「ら、のはなし」作詞作曲/あいみょん
「ら、のはなしだから」の部分で、盲目なばかりではなく、客観的に自分を見ている「僕」。
いろんな妄想を抱いても、結果、あなたが隣にいてくれないと、ただの独りよがりにすぎないという切ない想い…
『こんなことを想う自分って気持ち悪いな』って、むちゃくちゃわかりますよね!
相手のことを考えれば考えるほど、気持ちは盛り上がるけれど、次の瞬間には我に帰り、そんな自分に嫌気がさしてしまう…
「ら、のはなし」②番前半・歌詞の意味は?
君の持っているもの
僕に少し下さい
それがきっと
ふたりを繋ぐ
何かになるだろう引用:「ら、のはなし」作詞作曲/あいみょん
「君」と「僕」の間に、何か接点が持てたなら、そこから二人には何かが生まれていくという期待を込めた願い。
先の見えないこの想いを、どうにか打破できたらな、と考える気持ち…
わかります!(涙)
大好きな相手とつながるきっかけが欲しいんですよね。
「ら、のはなし」②番Aメロ後半~サビ・歌詞の意味は?
愛しい人がこのまま
誰かの愛しい人になるのを
黙って見てるのは嫌だからって、話なんだけどさ。
これってやっぱり
気持ち悪いかな
ああ 理想なんてものは
早いうちに捨てて
しまうのが楽だろうな引用:「ら、のはなし」作詞作曲/あいみょん
つながれない「君」に対しての焦りを感じる「僕」。
『誰かと付き合っちゃったらどうしよう』って、何もできないのに不安になる時期ってあります。
こんなことを想う自分は、気持ち悪いんじゃないか?という自問自答のループですね。
変わらない現実に、投げやりな気持ちも生まれてくる感情の波…
「ら、のはなし」Cメロ~ラスサビ・歌詞の意味は?
君との恋を望みながら
誰かの不幸を願いつつあるよ
そんな僕の思いつきも
結局は君がとなりにいてくれたら、の話だから。
こんな歌気持ちが
悪いだけだから
ああ 余裕を持って人を
好きになれる人って
この世にいるのかな引用:「ら、のはなし」作詞作曲/あいみょん
自分は幸せになりたいと願うけれど、自分以外の誰かが幸せにはなるのが不安だと思う「僕」。
そうなんですよね…
自分がうまくいっていない時に、誰かが成功してしまうと、どこかで焦りや置き去りになった感を持ってしまうという気持ち、痛いほどわかります!
「僕」は、そんな自分の正直な心をあらわにしながらも、やはり、純粋な恋心を持っていたいと願うところで締めくくられています。
あいみょん「ら、のはなし」歌詞の意味は? まとめ
大好きな「君」に、どうすれば「僕」の想いは届くのだろうか。
君がとなりにいてくれた「ら」の願いとともに、切ない心の変化を描いた歌詞ですね!
誰もが経験したことのある、溢れるほどの思いと、そんな自分に嫌気がさすという葛藤を、あいみょんがリアルな言葉で表現しています。
歌詞も最高なんですが、アップテンポなメロディーが、重くなりそうな恋心を、さらっと伝えてくれる楽曲なので、何度も聞きたくなる一曲だと思います!