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優里『ドライフラワー』歌詞の意味を解釈【彼女の本当の気持ちとは?】

優里『ドライフラワー』歌詞の意味を解釈

優里『ドライフラワー』2番の歌詞の意味を解釈

「ドライフラワー」2番Aメロ|歌詞の意味

多分、君じゃなくてよかった
もう泣かされることもないし
「私ばかり」なんて言葉も
なくなった

あんなに悲しい別れでも
時間がたてば忘れてく
新しい人と並ぶ君は
ちゃんとうまくやれているのかな

引用:優里『ドライフラワー』歌詞

彼と別れたことで「私」も少し冷静な気持ちで彼との日々を思い出すことが出来ています。

でも、どこか「これでよかった」と、無理に自分自身に言い聞かせてるようにも感じます。

人は忘却の生き物なので、時が経てば忘れていくもの..。

彼には新しい女性が出来ているようですが、それを気にしている彼女はまだ、忘れきれていない気もしますね。

「ドライフラワー」2番Bメロ|歌詞の意味

もう顔も見たくないからさ
変に連絡してこないでほしい
都合がいいのは変わってないんだね
でも無視できずにまた少し返事

引用:優里『ドライフラワー』歌詞

「もう顔も見たくない」のは彼が嫌いだからというよりも、彼との日々を思い出して気持ちが乱れてしまうからなのでしょう。

そういう気持ちを察せない彼がまさに「不器用」であるということが表されています。

そして、そんな彼に苛立ってる彼女は、時間が経ってもまだ割り切れていない気がします。

 

「ドライフラワー」2番サビ|歌詞の意味

声も顔も不器用なとこも
多分今も 嫌いじゃないの
ドライフラワーみたく
時間が経てば
きっときっときっときっと色褪せる

引用:優里『ドライフラワー』歌詞

2番のサビでも「嫌いじゃない」と歌われています。

「多分」という言葉が多用されていることから、本当の気持ちが自分でもよく分かっていないということが分かります。

 

「ドライフラワー」Cメロ|歌詞の意味

月明かり・満月

月灯りに魔物が揺れる
きっと私もどうかしてる
暗闇に色彩が浮かぶ

赤黄藍色が胸の奥
ずっと貴方の名前を呼ぶ
好きという気持ち
また香る

引用:優里『ドライフラワー』歌詞

「色彩」や「赤黃藍色」は花を表しています。

好きだという気持ちを花の香りにたとえて「また香る」と歌われる。

ここが「私」の本心なのです。

 

「ドライフラワー」ラスサビ|歌詞の意味

声も顔も不器用なとこも
全部全部 大嫌いだよ
まだ枯れない花を
君に添えてさ
ずっとずっとずっとずっと
抱えてよ

引用:優里『ドライフラワー』歌詞

1番・2番のサビでは「嫌いじゃない」という曖昧な表現ですが…

それをを覆すように、ラスサビでは「大嫌いだよ」と歌われます。

Cメロの「好き」という気持ちを込めた精一杯の「大嫌い」です。

 

「大嫌い」と言わないと「好き」という気持ちが溢れてきてしまって、どうしようもない気持ちになってしまうのです。

「私」の気持ちは簡単に抑え込められるものではなく、それだけ心に残る恋愛だったのでしょう。

優里「ドライフラワー」の歌詞の意味は? まとめ

優里ドライフラワー、ドラマ化

ドライフラワーの花言葉はイギリスでは「永久に終わらない追憶」と言われています。

「私」の彼への気持ちはとても複雑ですが、すべてを取っ払うと心の奥底ではまだ「好き」なままだということが分かります。

花の一番きれいなかたちをそのまま乾燥させたドライフラワー。

気持ちが乱された恋愛だったとしても、いつか一番きれいな想い出のかたちで固まってほしいと願ってしまいますね。

 

という訳で、今回は以上です。

最後までありがとうございました。

 

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5 COMMENTS

ささ

 ある日この曲が頭で流れてて、、知っている曲だけど聴こうとも思ったことがなかったので、改めて歌詞を調べてみました。
ドライフラワー=セピア色の写真のようなイメージの印象を受けました。
色々調べると女目線の曲と記載されているところもありましたが、男目線にしか感じません。
自分の記憶中ではキレイな状態で保ちたいけど、色褪せていくような感じがします。
この歌詞内容にドライフラワーという、タイトルが大嫌いです。

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しげ

この曲はモラハラ、自己愛性パーソナリティー障害、ナルシストに詳しい方なら、ヤバい男から逃げられた女性の気持ちを歌っていると感じるのではないでしょうか?

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リリ

最初この曲を聴いたときは、“かくれんぼ”のことなど知らなかったので、1番が女子目線で2番が男子目線かと思っていました。
私の妄想の中では、2人は元々友達で、でも恋人になったら合わなかったパターンで、女子の方が早くに悟って別れを切り出したものの、連絡を絶つことは出来ずに、男子の方もそれに応じてしまう。2人とも、別れたあとも長く付き合った者特有の情と未練が残っている状態なのかと思ってました。
“かくれんぼ”を知って、男子の方に問題だらけだったという設定に驚きました。

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かぼちゃぷりん

この歌詞は、本当に深いと思う。

歌詞の女性は、男性を未だに好きだけど、「傍らに立ち続けるだけの強さ」を持ちえなかったことを、諦め、悔み、戻りたいと思う気持ちを持つことに反発して葛藤しているように見える。

この女性は、「人にはできることとできないこと、好きなだけでは越えられない気持ちの壁があることを噛み締めてしまった」という不幸に遭遇してしまったのだろう。

「私じゃなくても」と、相手に対する言い訳や、「私ばっかり」という不満、でも「(彼が)不器用なところ」は知っていて、悪意がないことも理解していて。

恋愛・結婚は、この先が幸せになる保証なんてない。

保証がないから、二人で立ち向かっていくしかないのだけど、その「二人で」ができなかった(と感じた)ことが、破綻の原因なのでしょう。

この事実を突きつけられるから、ある人は不安になるし、ある人は不快になるし、ある人は慰められるし、ある人は癒されるのだと思う。

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