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優里『かくれんぼ』歌詞の意味とは?【男性目線の失恋ソング】

優里『かくれんぼ』歌詞の意味を解釈

今回は優里(ゆうり)の楽曲『かくれんぼの歌詞の意味について解釈・考察していきたいと思います。

『かくれんぼ』は2019年12月1日に配信のみでリリースされ、TikTokなどの動画投稿アプリやSNSで徐々に認知されていった楽曲。

2020年にリリースされた『ドライフラワー』と対になる楽曲ということが知られてから、人気が右肩上がりになり2021年にはチャートのトップ20位入りを果たします。

『ドライフラワー』は女性目線の楽曲ですが、『かくれんぼ』は恋人に去られた男性目線の失恋ソングとなっています。

歌詞には一体、どんな意味が込められているのか…紐解いていきたいと思います。

 

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優里『かくれんぼ』はどんな曲?

優里『かくれんぼ』歌詞

散らかったこの狭い部屋は
孤独と二人息がつまる
文句を言いながら片付けてくれた君は出かけたまま
君にもらったタンブラー
自由の女神のイラストも
部屋の隅で寂しそうな顔をしてる

君はまたねって言ったよね
嘘はやめてと口うるさく言ってたでしょ
そんな君が嘘をつくの?
僕を一人置いていくなんて間違ってるよ

かくれんぼなんかしてないで
もういいよって早く言って
もういいかいその言葉が宙に舞う
かくれんぼなんかしてないで
まだだよって焦らさないで
もういいかいもういいかい
グッバイ

君の夢何度も僕は見るたびに
またかよって言葉をこぼして一人泣きまた夢の中に
部屋に隠れた面影達は
簡単にみつけられるのに
君はさ隠れるのが上手だね

僕は目瞑って 膝抱えて
まだ10秒 数え終わっていないのに
覗き見してズルしたから
君はどこかいなくなってしまったのかな

ジャンケンで負けて僕が鬼?
そんな上手に隠れないで
出てきてよもういいだろ日が沈む
かくれんぼなんかしてないで
この声に答えてよ
もういいかいもういいよ聞かせて
どこにいるの

バカだよなわかってるよバカさ
もう君からは僕を感じないんだ
君の頭の中は 満員まるで朝の小田急線
僕が乗り込む隙間なんて ないのかな
ひとりにしないで

かくれんぼなんかしてないで
もういいよって早く言って
もういいかいその言葉が宙に舞う
かくれんぼなんかしてないで
まだだよって焦らさないで
もういいかいもういいかい
グッバイ

グッバイ

引用:優里『かくれんぼ』

 

かくれんぼ』は2019年にリリースされた、優里 初のオリジナル曲で、インディーズ1作目にあたります。

『かくれんぼ』は、優里が実際に小田急線に乗っている時に思いついた曲で、歌詞にも「小田急線」が登場します。

ギターを弾きながらメロディを口ずさむ様子をボイスメモに録っていた際に「かくれんぼなんかしてないで」というフレーズを口ずさんでいたといいます。

優里の原点は路上ライブ

優里の活動の始まりは路上ライブからで、最初はカバー曲中心でした。

MY FIRST STORYの楽曲などのカバーをしていましたが、「かくれんぼ」のヒットにより優里自身がMY FIRST STORYの目にとまり、ライブのゲストにまで呼ばれるようになったのだそうです。

上記の動画は優里がMY FIRST STORYの楽曲をカバーした際のもので、途中から本人が登場し、一緒にパフォーマンスをするという、まさかの展開。

尊敬している人と一緒に演奏が出来て嬉しそうな優里の表情が印象的ですね。

ドラマ『ドライフラワー -七月の部屋-』とは

優里ドライフラワー、ドラマ化

ドラマ『ドライフラワー -七月の部屋-』は、優里の『かくれんぼ』と『ドライフラワー』を原作にドラマ化した作品。

2021年8月13日よりHuluにて配信が決定しています。

『かくれんぼ』の男性目線のストーリーと『ドライフラワー』の女性目線のストーリーがドラマの中でそれぞれ描かれています。

『かくれんぼ』と『ドライフラワー』の2曲が1つの作品に描かれることによって、楽曲への解釈がより深まることでしょう。

ドラマの中では優里本人の楽曲披露による出演も決定しています。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

>>hulu公式サイトへ(無料あり)

優里『かくれんぼ』の歌詞の意味とは?

ここからは『かくれんぼ』の歌詞の意味について解釈・考察していきます。

彼女に見放されてしまった「僕」の心情はどのように歌いこまれているのでしょうか?

「かくれんぼ」1番Aメロ・歌詞の意味

散らかったこの狭い部屋は
孤独と二人息がつまる
文句を言いながら片付けてくれた君は
出かけたまま
君にもらったタンブラー
自由の女神のイラストも
部屋の隅で寂しそうな顔をしてる

引用:優里『かくれんぼ』歌詞

 

ここでは「僕」が孤独という相手と二人でいるという比喩によって「君」がいないことを表しています。

部屋を片付けてくれていた君の不在により、部屋が散らかったまま…。

彼女が「文句を言いながら片付けてくれた」というところから、普段から「僕」は彼女に甘えていたことが分かります。

また、彼女から貰ったモノに「僕」の「寂しい」という気持ちを重ねているようです。

 

「かくれんぼ」1番Bメロ・歌詞の意味

君はまたねって言ったよね
嘘はやめてと口うるさく言ってたでしょ
そんな君が嘘をつくの?
僕を一人置いていくなんて間違ってるよ

引用:優里『かくれんぼ』歌詞

 

「君はまたねと言ったよね」・・・「僕」は彼女から明確な別れを告げられていません。

「嘘はやめて」と日頃から言われていたというところから、「僕」の不誠実でダメなところを彼女は普段から感じていたのでしょう。

彼女はそんな「僕」との別れをうまく切り出せず、不誠実に終わりにしてしまってもいい恋だと判断してしまったのだと思います。

彼女に置いていかれてからも「間違ってるよ」と言ってしまう「僕」は彼女の気持ちに完全に気が付いてはいません。

「間違ってる」と思わないとやりきれないという「僕」の気持ちも読み取れます。

 

「かくれんぼ」1番サビ・歌詞の意味

かくれんぼなんかしてないで
もういいよって早く言って
もういいかいその言葉が宙に舞う
かくれんぼなんかしてないで
まだだよって焦らさないで
もういいかいもういいかい
グッバイ

引用:優里『かくれんぼ』歌詞

 

「かくれんぼ」という言葉から彼女がいなという事実を認めたくない「僕」の気持ちが表れています。

彼女がいつかまた「僕」の前に出てきてくれるのではという淡い期待と願望を抱き続けてしまいます。

「グッバイ」は英語では「永遠のさようなら(アデュー)」を意味します。

グッバイと言うことで、「僕」は自分の気持ちに一生懸命けじめをつけようとしているのです。

 

▼2番の歌詞の考察へ▼

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