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優里『ドライフラワー』歌詞の意味を解釈【彼女の本当の気持ちとは?】

優里『ドライフラワー』歌詞の意味を解釈

今回は優里(ゆうり)の楽曲「ドライフラワー」の歌詞の意味について解釈・考察していきたいと思います。

この曲は優里のメジャー第2作目の楽曲で、2019年にリリースされた「かくれんぼ」のアフターストーリーが歌い込められています。

男女のすれ違いをドライフラワーの比喩とともに描いた歌詞が共感を呼び、大ヒットにつながりました。

そんな「ドライフラワー」の歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか?

 

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優里「ドライフラワー」はどんな楽曲?【※大見出し】

▼▼▼

優里『ドライフラワー』歌詞

多分、私じゃなくていいね
余裕のない二人だったし
気付けば喧嘩ばっかりしてさ
ごめんね

ずっと話そうと思ってた
きっと私たち合わないね
二人きりしかいない部屋でさ
貴方ばかり話していたよね

もしいつか何処かで会えたら
今日の事を笑ってくれるかな
理由もちゃんと話せないけれど
貴方が眠った後に泣くのは嫌

声も顔も不器用なとこも
全部全部 嫌いじゃないの
ドライフラワーみたい
君との日々もきっときっときっときっと
色褪せる

多分、君じゃなくてよかった
もう泣かされることもないし
「私ばかり」なんて言葉も
なくなった

あんなに悲しい別れでも
時間がたてば忘れてく
新しい人と並ぶ君は
ちゃんとうまくやれているのかな

もう顔も見たくないからさ
変に連絡してこないでほしい
都合がいいのは変わってないんだね
でも無視できずにまた少し返事

声も顔も不器用なとこも
多分今も 嫌いじゃないの
ドライフラワーみたく
時間が経てば
きっときっときっときっと色褪せる

月灯りに魔物が揺れる
きっと私もどうかしてる
暗闇に色彩が浮かぶ

赤黄藍色が胸の奥
ずっと貴方の名前を呼ぶ
好きという気持ち
また香る

声も顔も不器用なとこも
全部全部 大嫌いだよ
まだ枯れない花を
君に添えてさ
ずっとずっとずっとずっと
抱えてよ

引用:優里『ドライフラワー』歌詞

▲▲▲

ドライフラワー」は2020年10月25日に配信限定でリリースされた、優里のメジャー第2作目にあたります。

2019年にリリースされた1stシングル「かくれんぼ」が男性目線で歌われているのに対して、『ドライフラワー』は女性目線で歌われたアフターストーリー。

心にしみる失恋ソングです。

SNSや動画サイトなどで「歌ってみた」動画がたくさんアップされている曲でもあり、若い世代から絶大な人気を誇っています。

 

またYoutubeの「THE FIRST TAKE」というミュージシャンの一発撮りの映像コンテンツを配信しているチャンネルでも「ドライフラワー」の別テイクが掲載されています。

バックの音楽がシンプルな分、よりストレートに感情が伝わってきます。

何度聴いても素晴らしいので、まだ聴いていない方は、ぜひチェックしてみてください。

ドラマ「ドライフラワー-七月の部屋-」とは?

優里ドライフラワー、ドラマ化

引用元:https://www.yuuriweb.com/news/archive/?530918

ドラマ『ドライフラワー -7月の部屋-』は、優里の『かくれんぼ』と『ドライフラワー』を原作にドラマ化した作品。

2021年8月13日よりHuluにて配信が決定しています。

脚本家・狗飼恭子、監督・堀江貴大でドラマ化した本作で、「かくれんぼ」の男性目線である薫役を坂東龍汰、「ドライフラワー」の女性目線であるゆりか役を北香那が演じる。

「かくれんぼ」の男子と「ドライフラワー」の女子のすれ違いや重なる想いが、優里の歌の世界とシンクロした全3話で描かれ、8月13日に第1話、8月20日に第2話・3話が配信される予定だ。

また、各話のエンディングにはドラマの舞台で優里が歌う「かくれんぼ」と「ドライフラワー」がオンエアされ、第1話のエンディングでは新曲「夏音(なつね)」が披露される。

引用:優里公式サイト

Huluでは優里のコメント入りの特別映像やライブツアーの映像なども独占配信されるとのこと。

楽曲と併せて、より世界観を堪能できるドラマもしっかりチェックしておきたいですね。

【優里 コメント】

僕の大切な曲『かくれんぼ』と『ドライフラワー』からドラマができる事が本当に
嬉しいです。出演者の皆さん、監督、スタッフの皆さんとお話した時、すごく曲を聴いてくださっていて大変嬉しく思いました。
「ドライフラワー -七月の部屋-」は、『かくれんぼ』とそのアフターストーリーである『ドライフラワー』のひとつなぎになっている世界と、この2曲に至る物語がクロスストーリーになっているすごく素敵なドラマなので、皆さんに楽しんでいただけたら
嬉しいです!

>>hulu公式サイトへ(無料あり)

優里「ドライフラワー」の歌詞の意味を解釈

優里『ドライフラワー』歌詞の意味を解釈

ここからは「ドライフラワー」の歌詞の意味について考察・解釈をしていきます。

楽曲のタイトルでもある「ドライフラワー」は、失恋ストーリーに、どのように絡んでくるのでしょうか?

「ドライフラワー」1番Aメロ|歌詞の意味

多分、私じゃなくていいね
余裕のない二人だったし
気付けば喧嘩ばっかりしてさ
ごめんね

ずっと話そうと思ってた
きっと私たち合わないね
二人きりしかいない部屋でさ
貴方ばかり話していたよね

引用:優里『ドライフラワー』歌詞

 

ここでは「私」と「貴方」のすれ違いの日常が女性目線で描かれています。

彼との日々に不安を抱え続け、「ずっと話そうと思ってた」というところから「私」が長いこと我慢をし続けていたということが伺えます。

また、貴方ばかりしか話していないことに「貴方」は気がついていないということも読み取れます。

二人の関係が壊れ始めているということに「私」だけが気が付いている。

そんな日々の積み重ねによって「多分私じゃなくていい」と判断したのではないでしょうか…。

冒頭からとても切ないですね。

「ドライフラワー」1番Bメロ|歌詞の意味

もしいつか何処かで会えたら
今日の事を笑ってくれるかな
理由もちゃんと話せないけれど
貴方が眠った後に泣くのは嫌

引用:優里『ドライフラワー』歌詞

どこかで会えたら…この時点ですでに物理的にも離れていることが分かります。

「貴方が眠った後に泣く」というのは自分の気持ちを彼に悟られないようにしていたのでしょう。

自分ひとりで我慢することで「私」はどんどん孤独感を強めていったのだと思われます。

 

「ドライフラワー」1番サビ|歌詞の意味

声も顔も不器用なとこも
全部全部 嫌いじゃないの
ドライフラワーみたい
君との日々もきっときっときっときっと
色褪せる

引用:優里『ドライフラワー』歌詞

「嫌いじゃない」という部分には、彼の欠点ごと愛していこうと何度も思ったという意味が込められています。

でもそのたびに「私」の気持ちが崩されていくことに気付き、「好き」という言葉がつかえないのでしょう。

それでも「嫌い」だと言い切ることが出来ないくらいに彼のことが好きだったという女性の複雑な心理が表現されています。

彼との日々をドライフラワーにたとえて「色褪せる」と歌われていますが、「きっと」を何度も繰り返すことで「私」が早く色褪せてほしいと願っているのだということがうかがえます。

 

▼2番の歌詞の考察へ▼

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5 COMMENTS

ささ

 ある日この曲が頭で流れてて、、知っている曲だけど聴こうとも思ったことがなかったので、改めて歌詞を調べてみました。
ドライフラワー=セピア色の写真のようなイメージの印象を受けました。
色々調べると女目線の曲と記載されているところもありましたが、男目線にしか感じません。
自分の記憶中ではキレイな状態で保ちたいけど、色褪せていくような感じがします。
この歌詞内容にドライフラワーという、タイトルが大嫌いです。

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しげ

この曲はモラハラ、自己愛性パーソナリティー障害、ナルシストに詳しい方なら、ヤバい男から逃げられた女性の気持ちを歌っていると感じるのではないでしょうか?

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リリ

最初この曲を聴いたときは、“かくれんぼ”のことなど知らなかったので、1番が女子目線で2番が男子目線かと思っていました。
私の妄想の中では、2人は元々友達で、でも恋人になったら合わなかったパターンで、女子の方が早くに悟って別れを切り出したものの、連絡を絶つことは出来ずに、男子の方もそれに応じてしまう。2人とも、別れたあとも長く付き合った者特有の情と未練が残っている状態なのかと思ってました。
“かくれんぼ”を知って、男子の方に問題だらけだったという設定に驚きました。

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かぼちゃぷりん

この歌詞は、本当に深いと思う。

歌詞の女性は、男性を未だに好きだけど、「傍らに立ち続けるだけの強さ」を持ちえなかったことを、諦め、悔み、戻りたいと思う気持ちを持つことに反発して葛藤しているように見える。

この女性は、「人にはできることとできないこと、好きなだけでは越えられない気持ちの壁があることを噛み締めてしまった」という不幸に遭遇してしまったのだろう。

「私じゃなくても」と、相手に対する言い訳や、「私ばっかり」という不満、でも「(彼が)不器用なところ」は知っていて、悪意がないことも理解していて。

恋愛・結婚は、この先が幸せになる保証なんてない。

保証がないから、二人で立ち向かっていくしかないのだけど、その「二人で」ができなかった(と感じた)ことが、破綻の原因なのでしょう。

この事実を突きつけられるから、ある人は不安になるし、ある人は不快になるし、ある人は慰められるし、ある人は癒されるのだと思う。

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