今回は菅田将暉さんの楽曲『呼吸』の歌詞の意味について解釈&考察をしていきたいと思います。
この曲は菅田さんが初めて作詞した、ラブソング曲となっています。
菅田さんは『呼吸』の歌詞にどのような想いを込めたのでしょうか。
菅田将暉「呼吸」はどんな曲?
『呼吸』は、菅田将暉さんの第2作目のシングルとしてリリースされた楽曲で、菅田将暉さん自身が初めて作詞に参加したラブソングとなっています。
なんでも、菅田将暉さんの実体験が元になっている失恋ソングとのこと。
思い通りにいかない恋愛を通して、改めて自分を見出していく…。
そんな複雑な気持ちを歌っています。
ちなみに、菅田将暉さんのファーストアルバム『PLAY』にも収録されています。
菅田将暉「呼吸」歌詞の意味を解釈
菅田将暉さんの実体験が入った「失恋ソング」とのことですが・・・。
歌詞にどんな思いを込めたのでしょうか。
さっそく見ていきましょう!
「呼吸」イントロ ⇒A、Bメロ・歌詞の意味
愛する人のために生きる
そんなことは 僕はもうやめた引用:「呼吸」作詞/菅田将暉・飛内将大
愛する彼女に自分を捧げて生きてきました。
しかし、そんなふうに生きるのはもうやめました。
出逢った日にミラー越しの
いつわりのない笑顔
黒いコンバース思いだして もどかしさと
せつなさが夢をみせた
窓にうつる横顔がゆれてた引用:「呼吸」作詞/菅田将暉・飛内将大
彼女と出逢った日のことを思い出します。
君はまぶしいほどの笑顔を浮かべていました。
街でよく見る黒いコンバースも、君のことを思い出させます。
君のことを想うと、恋がうまくいかないもどかしさと切なさが溢れます。
もしこの恋がうまくいっていたら、、そんな夢を見てしまいます。
窓に映る姿も、まるで夢の中のようにおぼつかなく揺れています。
「呼吸」サビ・歌詞の意味
息をすう 息をはく
ただそれだけのことで
どうして人は苦しむのだろう見あげた空のむこう
太陽は今日もまた微笑んでいる
君の笑顔に似ていたんだ引用:「呼吸」作詞/菅田将暉・飛内将大
息を吸って吐いて。
ただ呼吸をしているだけなのに、胸が苦しく痛みます。
空高く微笑む太陽の輝きは君に似ていて、また心が苦しくなってしまいます。
「呼吸」②番A、Bメロ・歌詞の意味
行き場のないこの想い
抑えきれずひとりきりでもがいたきっとあのころは
やさしさを間違えてた
涙なんか本当は見たくない引用:「呼吸」作詞/菅田将暉・飛内将大
想いは届かず、消すこともできなくて、苦しくもがきます。
今までは優しさの本当の意味を分かっていませんでした。
君のことを一番に想って、君が涙を流さなくていいようにするべだったと気づいたのです。
「呼吸」②番サビ・歌詞の意味
傷つけて 傷ついて
君をだいじに想えた
どうして人は愛するのだろう
消えないこの想い
君だけはそばにいる気がしていた
あの日の笑顔 わすれたいな引用:「呼吸」作詞/菅田将暉・飛内将大
お互いに傷つき、傷つけて、それでも嫌になることはありませんでした。
どんなに辛いことがあっても、この想いが消えることはありませんでした。
目に焼きついて離れないあの笑顔。
忘れられたらどれほど楽だろうと思います。
「呼吸」Cメロ・歌詞の意味
好きです 好きでした
今じゃ届かない
さみしくて くやしくて
満たされる日なんかない
君を愛したい引用:「呼吸」作詞/菅田将暉・飛内将大
ずっと君のことが好きでした。
だけど、想いは届かなくて、呼吸をすると、やっぱり僕の胸は苦しく痛みます。
一人でいるのは寂しく悔しく、君をまっすぐに愛せたらどれほど幸せだろうと思います。
「呼吸」ラスサビ・歌詞の意味
息をすう 息をはく
ただそれだけのことで
どうしてこんなに苦しいのだろう見なれた東京のくもり空
なぜか心地いいビル風
君のいない道 歩きはじめたこれから何をする どこへ行く
ただ飛べるだけの翼を手にいれたよ
わすれないで
愛することをわすれないよ引用:「呼吸」作詞/菅田将暉・飛内将大
呼吸をするだけでどうしてこんなにも胸が苦しくなるのでしょうか。
曇り空で、君のように笑う太陽も今日は見えません。
ですが君のいない世界でも生きていけるような気がしました。
君のことを忘れたわけではありません。
愛することも放棄したわけではありません。
ただ、たくさんの可能性を秘めた場所に立っています。
自由な世界でこれからどうして生きるか、何のために生きるか、希望を胸に抱いています。
だから、僕の愛した君にも、そんなふうに自由に生きてほしいのです。
菅田将暉「呼吸」歌詞の意味を解釈! まとめ
愛する人のために生きてきました。
ですが、想いは届かず、呼吸をするたびいつも胸が苦しく痛んでいます。
こんなふうに自分を縛って生きていくことをやめようと決心しました。
こんなに苦しみ、寂しい想いをして、胸が痛んだのに、忘れられないのはなぜでしょう。
君への想いは消すことはできませんが、君に出逢ったことで愛することを学びました。
これからは君を離れ、新たな道を歩みますが、愛することも、胸の痛みも忘れないでしょう。
これから何のために生きるのか、未来への希望を抱いています。