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BUMP OF CHICKEN「アンサー」歌詞の意味を解釈!3月のライオン主題歌

BUMP OF CHICKEN・アンサー・歌詞・意味

今や日本を代表するロックバンドとなったBUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)。過去の名曲から新曲まで、多くの人に愛され、CMや映画のテーマソングになるなど、数々の名曲を世に残していますね。

今回はそんな数々の名曲の中から、テレビアニメ『3月のライオン』のために書き下ろされたアンサー』の歌詞意味考察して行きます。

アニメ「3月のライオン」主題歌『アンサー』

『アンサー』は、NHK総合で放送されたテレビアニメ「3月のライオン」のオープニングテーマとして書き下ろされました。

バンプオブチキンは以前にも同アニメにエンディングテーマとして『ファイター』という楽曲を書き下ろしています。

また、配信と同時にMVが公開されましたが、こちらは、「3月のライオン」を手がけるアニメ会社「シャフト」が監修した史上初の作品となっています。

BUMP OF CHICKEN「アンサー」歌詞の意味を考察!

そんな、テレビアニメ「3月のライオン」のために書き下ろされた『アンサー』にはどんな思いが込められているのでしょうか。

また、こちらの楽曲は、バンプオブチキン「20周年イヤー」の最後にリリースされた配信限定シングルとなっています。

それでは見て行きましょう!

 

魔法の言葉覚えている
虹の始まったところ
あの時世界の全てに
一瞬で色が付いた

引用:「アンサー」作詞作曲/藤原基央

アンサーの歌詞を見てみると、バンプオブチキンのこれまでの楽曲が見えてくるような気がします。というのも、このうたの一番最初の歌詞「魔法の言葉」どこかで見たことありませんか??

 

なんとなくバンプオブチキンの過去の楽曲「魔法の料理〜君から君へ〜」を思い出させます。こちらの楽曲も同じくNHKで放送されている「みんなのうた」に選ばれた曲です。どこかつながりがあるように感じます。

 

また、ここに出てくる「虹」というキーワードですが、バンプオブチキンの楽曲にはよく虹が登場します。

例えば『ハルジオン』では、虹は「決して触れられないもの」として描かれ、『虹を待つ人』では、いつか手にする夢として描かれています。

 

『魔法の料理』は、幼少期の思い出を思い返しながら「君の願いはちゃんと叶うよ」と歌った曲、そして虹は「夢」として描かれていることを考えると、冒頭の歌詞は、

「将来の夢を考え始めた子供の頃」と考えることができると思います。

 

夢を持った少年は、世界が鮮やかに見えたのでしょう。そう歌っているように感じます。

 

転ばないように気を付けて
でもどこまでもいかなきゃ
陽射しさえ掴めそうな手が
ひどく冷たかったから

引用:「アンサー」作詞作曲/藤原基央

ここでは、虹に向かって走っている(夢に向かって走っている)様子が伺えます。

失敗しないように挫折しないように気をつけて、と歌っているのではないでしょうか。まだ夢をつかんでいない少年の手は、冷たいままということを歌っています。

 

心臓が動いている事の
吸って吐いてが続く事の
心がずっと熱い事の確かな理由を
雲の向こうの銀河のように
どっかで無くした切符のように
生まれる前の歴史のように
君が持っているから

それだけわかっている
僕だけわかっている

引用:「アンサー」作詞作曲/藤原基央

夢を持ち、それに向かって走っていることは、人生を豊かにし、人生の目標を定めてくれますよね。

そのように「心が熱い理由を子供の頃の自分は持っていた」ということを、今現在の自分の目線から語っているのではないでしょうか。

 

「あの時」や「冷たかった」など、過去形で歌われていることから、現在から過去に向かって歌っている曲だと思われます。それを考えると、「夢をもち努力している過去の自分を、現在の自分が励ます」という構図が見えてくると思います。

BUMP OF CHICKEN「アンサー」2番 歌詞の意味は?

引用:https://www.cinra.net/news/20161221-bumpofchicken

魔法の言葉覚えている
虹の辿り着いたところ
転ばないように気を付けて
でもどこまでもいけるよ

引用:「アンサー」作詞作曲/藤原基央

そんな「虹に向かって走っていた」過去の自分ですが、2番では、「虹のたどり着いたところ」となっています。

なんとたどり着いているのです!!これは、夢がかなった現在の自分を表しているのではないでしょうか。

 

「どこまでも行けるよ」という歌詞からも、過去の自分に向けて精一杯励ましている様子が伺えます。

 

想像つかない昨日を越えて
その延長の明日を抱えて
小さな肩 震える今
それでも笑った

引用:「アンサー」作詞作曲/藤原基央

「小さな肩」という歌詞からも、子供の頃の自分が見えてきます。

 

心臓が動いている事の
吸って吐いてが続く事の
心がずっと熱い事の確かな理由が
砂漠の粒のひとつだろうと
消えていく雨のひとつだろうと
貰った名も知らない花のように
今目の前にあるから

引用:「アンサー」作詞作曲/藤原基央

「砂漠の粒の一つ」も「消えて行く雨の一つ」も目を凝らし、意識しないと見えないものだと思います。

 

かつて、バンプオブチキンは『天体観測』の中で、「見えないものを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ」と歌っていました。ここの歌詞はそれに通ずるものがあるような気がします。

砂漠の粒や、消えて行く雨の一つを「見ようとしている」

「なかなか見えないものだけど、実は今目の前にある」というのは、「自分の夢はこれだ!と認識する心」を意味しているような気がします。

 

心臓が動き心がずっと熱い理由は、実は見えていないだけで目の前にある。

その確かな理由とは、自分の心の中にある「夢」である。と歌っているのだと思います。

BUMP OF CHICKEN「アンサー」歌詞の意味は? まとめ

BUMP OF CHICKEN・アンサー・歌詞・意味

引用:https://natalie.mu/music/news/202097

バンプオブチキンの名曲の歌詞が散りばめられたような楽曲『アンサー』。

曲のタイトルからわかる通り、「アンサー(答え)」を描いている楽曲です。

その答えとは…

『心が熱いのは、自分の心の中に隠れている「夢」が理由である』ということではないでしょうか。

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