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BUMP OF CHICKEN「Merry Christmas」歌詞の意味を解釈!

バンプオブチキン・メリークリスマス・歌詞・意味

今や国民的に愛されているバンドBUMP OF CHICKEN

結成22年を迎えた今でも人気があり、新曲もCMや映画のテーマソングになるなど勢いのあるバンドです。また、『天体観測』や『カルマ』など、過去にリリースされた楽曲も今でも人気があります。

今回は、そんな過去にリリースされた楽曲の中からMerry Christmas』の歌詞意味考察していきたいと思います。

「Merry Christmas」はどんな曲?

Merry Christmas』は、2009年11月25日に発売された、バンプオブチキンの通算15枚目のシングルで、『R.I.P』との両A面シングルとなっています。季節を特定できる楽曲は、バンプオブチキンにしては珍しく、作った当初は、強い抵抗感があったようです。

ちなみにこの曲はアルバム「COSMONAUT」には未収録となっており、シングルのみで聞ける楽曲となっております。

 

演奏時間は7分と、かなり長めの楽曲になっていますが、ワンコーラス自体は44秒と短め。

クリスマスソングということもあり、聞くだけでクリスマス気分を味わえるようなメロディと歌詞になっています!

BUMP OF CHICKEN「Merry Christmas」歌詞の意味は?

さて、そんな季節感あふれる曲『Merry Christmas』の歌詞にはどのような思いが込められているのでしょうか。

クリスマス感あふれた幸せな楽曲なのか、はたまた、違ったニュアンスを持った楽曲となっているのでしょうか。

それでは、考察していきましょう!

嬉しそうな並木道を
どこへ向かうの
すれ違う人は皆
知らない顔で

引用:「Merry Christmas」作詞作曲/藤原基央

この曲は、主人公である「僕」の一人称視点で歌われているようです。

この部分では、知らない人たちが皆、笑顔で嬉しそうに歩いている様子が描かれています。

「嬉しそうな並木道」という言葉がどこかクリスマスを感じさせる歌詞となっていますね!

 

バスの向こう側で
祈りの歌声
今夜こそ優しくなれないかな
全て受け止めて笑えないかな

引用:「Merry Christmas」作詞作曲/藤原基央

「今夜こそ優しくなれないかな 全て受け止めて笑えないかな」という歌詞ですが、主人公はクリスマスを一人で過ごしているのではないでしょうか。

一人で寂しく過ごしており、楽しそうに笑って過ごす人たちを羨んでいるのではないかと感じます。

しかし、クリスマスの今夜こそは、そのような人たちを受け止め笑いたい、と歌っているのでは?

 

もしくは、日頃の辛いことを忘れてクリスマスだけは優しくなりたい!という風にも取れます。

どちらにしても、「特別な日であるクリスマスは優しくなりたい」という気持ちが読み取れます。

 

大声で泣き出した
毛糸の帽子
空に浮かぶ星を取って
飾りたいと言う

待ちぼうけ 腕時計
赤いほっぺた
白い息で冷えた手を
暖めながら

引用:「Merry Christmas」作詞作曲/藤原基央

クリスマスの並木道は、普段よりも多くの人がいます。

毛糸の帽子をかぶった子供や、寒い中愛する人を待っている女性など、クリスマスを感じさせる描写が続きます。

引用:http://lsecret-gardenl.com/merrychristmas-vol1

いつもより ひとりが寂しいのは
いつもより 幸せになりたいから
比べちゃうから

引用:「Merry Christmas」作詞作曲/藤原基央

ここの部分が一番『Merry Christmas』という楽曲をよく表しているのではないかなと思います。

クリスマスに一人でいるのがさみしいのは、普段の何気無い日と比べてしまうから。特別な日だとどうしても「幸せに過ごしたい」と思ってしまうものです。

少しさみしい歌詞かもしれませんが、優しい心が感じられる歌詞となっていると思います。

 

許せずにいる事
解らない事
認めたくない事
話せない事

今夜こそ優しくなれないかな
全て受け止めて笑えないかな
僕にも優しく出来ないかな
あなたと楽しく笑えないかな

笑えないかな

引用:「Merry Christmas」作詞作曲/藤原基央

普段感じていた嫌なことや、話せないことなど、クリスマスである今日だけは少しでも優しくなりたいと歌われています。

なかなかできない難しいことではありますが、特別な日である今日だけは許したいという気持ちもわかる気がします。

 

信号待ち 流れ星に驚く声
いつも通り見逃した
どうしていつも

だけど今日はそれでも
嬉しかったよ
誰かが見たのなら
素敵な事だ

引用:「Merry Christmas」作詞作曲/藤原基央

今ままでは、ずっと「優しくなりたい」という主旨で歌われてきましたが、この部分では主人公が優しくなった描写がされています。

流れ星を見逃してしまったけど、誰かが見れたのならそれでいい。

クリスマスに限らず、そう思えるよになりたいですね。そのような優しい気落ちの大切さを教えてくれる楽曲だと思います。

「Merry Christmas」歌詞の意味は? まとめ

引用:https://topic.yaoyolog.com/

いかがでしたでしょうか。

楽しいクリスマスを描くだけでなく、クリスマスだからこそ感じるさみしい気持ち、また、そこからあふれる優しい気持ちを歌った楽曲でした。

バンプオブチキンらしいクリスマスソングと言えるかもしれませんね!

 

また、この楽曲のPVでは、バンプオブチキンの四人が街中でストリートライブのようなことをしています。クリスマスの日に四人が見守っていてくれているような、そんな気分になれるPVです。

きっとクリスマスに限らずいつどこにいても、優しい気持ちは誰かが見てくれているのかもしれません。

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