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星野源「POP VIRUS」歌詞の意味を解釈!本当の感染者は星野源 自身だった?

今回は、星野源さんのアルバム『POP VIRUS』より、タイトル曲の「Pop Virus」の歌詞意味を解釈&考察していきます!!

源さんの新しい一面が表れたこの一曲、歌詞もメロディも心地いいので必読・必聴です!!

『Pop Virus』の歌詞には一体どんな意味が込められているのでしょうか?

音の中で 君を探してる
霧の中で 朽ち果てても彷徨う
闇の中で 君を愛してる
刻む 一拍の永遠を

歌の中で 君を探してる
波の中で 笑いながら漂う
今の中で 君を愛してる
刻む 一拍の永遠を
刻む 一粒の永遠を

ふざけた人間なんだ
偏る生活を歌舞いた
そう君の手の平
美しくクルクル返ったんだ
口から音が出る病気
心臓から花が咲くように
魔法はいつでも
歌う波に乗っていた

始まりは 炎や
棒きれではなく 音楽だった

音の中で 君を探してる
霧の中で 朽ち果てても彷徨う
闇の中で 君を愛してる
刻む 一拍の永遠を

歌の中で 君を探してる
波の中で 笑いながら漂う
今の中で 君を愛してる
刻む 一拍の永遠を
渡す 一粒の永遠を

引用:「Pop Virus」作詞/星野源

星野源「Pop Virus 」とはどんな曲?

星野源さんの新たな一面が存分に表現された『Pop Virus』。

2018年12月にリリースされたアルバム『POP VIRUS』の表題曲となっています。

 

1950年代から1960年代にかけて西洋音楽ロックンロールから派生した音楽「ポップミュージック」。

その多くの人々に受け入れられるポピュラー音楽の魅力を武器に、次々に感染していく様を表現したタイトルが『POP VIRUS』(ポップウイルス)という訳ですね。

 

ちなみに、先日星野源さんのドームツアー福岡公演に参戦してきましたが、その演出でも「POP VIRUSの感染者が続出」していましたね。

 

というか何より、星野源さん本人が、この「POP」という音楽に感染している一番の感染者なのですよね。

 

だからこそ、この楽曲に込める想いというのはとても大きいのだと思います。

星野源アルバム「POP VIRUS」収録曲

星野源・ポップウイルス・初回限定盤

  1. Pop Virus
  2. Get a Feel
  3. Pair Dancer
  4. Present
  5. Dead Leaf
  6. KIDS
  7. Continues
  8. サピエンス
  9. アイデア
  10. Family Song
  11. Nothing
  12. Hello Song

 

「恋」「Family Song」「アイデア」といった、ドラマ主題歌でお馴染みの楽曲はもちろん、ついにフルサイズで音源になった「Hello Song」まで、超ボリューム満点の内容になっています!

 

ちなみに、アルバム『POP VIRUS』の7曲目に収録されている「Dead Leaf」という楽曲では、なんと山下達郎さんコラボレーションしているそうです!!

 

ネオソウル調のこの楽曲はコーラスが特徴的だそうで、そのコーラスのアレンジを手掛けたのが山下達郎さんのようです。

幾重にも重なるドゥーワップコーラスを本人が歌っているんだとか!

 

ドゥーワップコーラスといえばこの時期よく聞くあの歌…。

そう!山下達郎「クリスマス・イヴ」ですよね!!

 

間奏部分の何重にも重なるコーラスが非常に特徴的です。

 

源さんはドゥーワップコーラスの巨匠山下達郎さんにコーラスを任せたということでしょうか?

この楽曲も楽しみですねー!!

星野源「Pop Virus」歌詞の意味を考察!

さてさて、お待たせしました!

ここからは星野源さんの「Pop Virus歌詞意味考察していきましょう!

 

「音の中で 君を探してる」という歌詞でこの曲は始まります。

この曲がアルバムの一曲目なので、アルバムの最初が”この言葉”ということになります。

 

音楽と愛を絡めたとても大事なフレーズ。

この歌詞に注目して、この曲をご堪能ください!

音の中で 君を探してる
霧の中で 朽ち果てても彷徨う
闇の中で 君を愛してる
刻む 一拍の永遠を

引用:「POP VIRUS」作詞作曲/星野源

音の中で 君を探してる

一見すると、恋人や恋愛のことを歌っているように感じるこの曲。

 

しかし、この音の中で探す君は、星野源さん自身が求める「音楽」のことを指しています。

 

霧の中や闇の中といった言葉は、世の中の不満負の感情を指していて、まるで視界のぼやけた場所にいるような状態。

それでも愛する音楽を求めて彷徨う、星野源さん本人の音楽への愛を歌っています。

 

まさにPOP音楽の感染者なのですね。

源さん自身の愛の価値観、音楽との関わり方が描かれていますね。

歌の中で 君を探してる
波の中で 笑いながら漂う
今の中で 君を愛してる
刻む 一拍の永遠を
刻む 一粒の永遠を

引用:「POP VIRUS」作詞作曲/星野源

グルーヴに乗れば、それはまるで漂うよう。

自然と笑顔がこぼれます。

君と一緒に音楽の波に揺られながら、その中に君を探す。

 

求める音楽を「君」と擬人化して表現している部分ですね。

そして、その一拍一拍音の煌めきの一粒一粒まるで永遠のように続いていく。

 

そして音を表現し刻むその一泊、一瞬に全てをかける、星野源さんの音楽への向き合い方が伝わって来る部分ですね。

フザけた人間なんだ
偏る性格を歌舞(かぶ)いた
そう君の手のひら
美しくクルクル返ったんだ

引用:「POP VIRUS」作詞作曲/星野源

歌舞(かぶ)く」という言葉は、「傾く」から由来しています。

歌舞伎の語源ともなった言葉ですね。

 

「偏る性格を歌舞いた」という歌詞は、すでに傾いていた性格をさらに傾けた、ということでしょうか?

 

すると君へとたどり着いて、君の手のひらの上。

きっと身も心も君(音楽)に夢中になっている、という表現でしょうね。

 

「フザけた人間なんだ」の部分は、まさに源さん本人が自分の事をそう言ってるような気がします。

本人の知らない世界で、そして予想もできないスピードで美化され作り上げられていく「星野源」という存在。

 

「僕はそんな人間じゃないんだ」という心の叫びにも感じる部分。

いろいろな意味が込められている気がします。

口から音が出る病気
心臓から花が咲くように
魔法はいつでも
歌う波に乗っていた

引用:「POP VIRUS」作詞作曲/星野源

口から音が出る病気」、つまり歌うことですよね。

病気のように自分ではどうにも止められないものが歌だと言っています。

 

そして自分の中の声や気持ちがその歌の波に乗って口から出てゆきます。

それはまるで自分の心臓から花が咲くような美しいもの。

 

ここでもう一度、アルバム『POP VIRUS』のCDジャケットをご覧くださいませ!

そう、心臓の形の土から花が咲いていますよね?

絡むように咲いている花と花は、きっと君(音楽)を指しているんでしょうね。

始まりは 炎や棒きれではなく
音楽だった

引用:「POP VIRUS」作詞作曲/星野源

魔法を出す手段として、炎や棒きれを例として出しているようですね。

炎を焚いて、呪文を唱えて魔法が起きたのか?

それとも、棒きれを振って魔法が起きたのか?

 

そのどちらも違いますね。

魔法の始まりは音楽だった

 

星野源さん本人にとって、音楽との出会いこそが、魔法を起こすきっかけだったのでしょう。

 

確かに、今でこそこんなに人気の星野源さんですが、実は下積み時代も長く、音楽活動と俳優活動を両立する中で、たくさん惨めな思いをしてきた過去があります。

 

そんな過去さえも一瞬で世界を変えてしまった魔法こそ、この音楽なのかもしれません。

音の中で 君を探してる
霧の中で 朽ち果てても彷徨う
闇の中で 君を愛してる
刻む 一拍の永遠を

歌の中で 君を探してる
波の中で 笑いながら漂う
今の中で 君を愛してる
刻む 一拍の永遠を

渡す 一粒の永遠を

引用:「POP VIRUS」作詞作曲/星野源

最後は冒頭の歌詞が繰り返され、

最後に「渡す 一粒の永遠を」という歌詞が付け加えられています。

 

一拍、そして音の煌めき一粒を「君」という未来に渡すことで、音楽の永遠を誓っているんですね。

 

「Pop Virus」には音楽に対して愛情、そして挑戦を抱いている星野源さん本人の想いが強く表れた一曲なんですね。

星野源「POP VIRUS」歌詞の意味は? まとめ

いかがでしたか??

とてもノリの良い浮遊感すら感じるおしゃれな音楽の中に、実はとてもディープな意味が込められていました。

 

そして、このメッセージは私たちに伝えたい想いも含まれています。

 

『POP VIRUS』のドームツアーのラストで星野源さんは

「毎日クソみたいなことばっかだけど、もし次 会えた時には笑顔で会いましょう」

と言ってくれました。

 

どんな時でも希望を持って生きていこうと、この曲にもそんな思いが込められている気がします。

いろんな思い、環境、状況があると思いますが、時にはPOPな音楽に感染して、心を解き放ってみるのも大切なのではないでしょうか?

 

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