米津玄師「TEENAGE RIOT」歌詞の意味解釈!言えなかった3文字とは?

 

10月31日にリリースされた米津玄師さんの最新曲『TEENAGE RIOT』。

発売に先駆けて、ミュージックビデオがYoutubeにて公開されました。

米津玄師さんとしては珍しい、バンドサウンドで聴かせる疾走感のある楽曲。

その歌詞にはどのような意味が込められているのでしょうか?

米津玄師「TEENAGE RIOT」MV公開!

MVは、モノクロの世界で米津玄師さんが力強く歌う姿が印象的な作品。

モノクロの映像は、タイトルの”ティーンエイジ”にもあるように、10代のナニモノにも染まっていない状態を表現している気もします。

 

そして楽曲は、米津さんとしては珍しくシンプルなバンドサウンドで聴かせています。

多くのサンプリング音が入る、デジタルなビートが特徴的な『Flamingo』とは対照的な作品になっていますね。

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米津玄師「TEENAGE RIOT」歌詞の意味は?

 

翼を持った少年が、たばこを吸っているという、とても意味深なジャケットが印象的な『TEENAGE RIOT

楽曲への想いを象徴しているようにも感じます。

 

自由を求め、今まさに飛び立とうとしている少年。

10代の暴動(反抗を意味する)『TEENAGE RIOT』のタイトルに込められた想いとは何なのでしょうか?

そして、伝えられなかった3文字とは、いったいどんな言葉なのでしょうか?

米津玄師「TEENAGE RIOT」Aメロ 歌詞の意味は?

潮だまりで野垂れ死ぬんだ
勇ましい背伸びの果てのメンソール
ワゴンで二足半額のコンバース
トワイライト 匂い出すメロディー

引用:「TEENAGE RIOT」作詞作曲/米津玄師

 

『潮だまり』は、海の潮が引いた後 海水が岩場に残された状態。世の中や、周りに取り残された状態を意味しているようです。

米津玄師・ティーンエイジライオット・歌詞・意味

周りから取り残されて死んで行くんだと、ネガティブで欝な感情を歌っています。

 

「勇ましい」とは、勇敢なという意味。

大人ぶってタバコを吸うことを『勇敢』と称するのは、ある意味では、自分が子供であること強調しているようにも思えます。

そして初めて吸うタバコといえば、やっぱりメンソールですよね!背伸びしてる感じがリアルに表現されています(^_^;)

 

ワゴンで2足 半額のコンバース」とは面白い表現ですよね。

それなりにおしゃれで格好良く、しかも安い『CONVERSE(コンバース)』。そして、ワゴン半額セールというのがすごくリアルです。学生の味方でもあり、若さの象徴でもある気がします。

米津玄師・ティーンエイジライオット・歌詞・意味

トワイライト』とは、薄あかりや、黄昏(たそがれ)という意味。日没後の夕暮れどきを表現するときにも使う言葉です。

まさに、初回盤である『ティーンエイジ盤』のジャケットが描いている情景ですね。まだ暗くなりきっていない、青みの残る夕暮れどき、タバコをふかす少年と、足元のコンバース。

 

物思いにふける黄昏れの時間は、彼にメロディを与えたのかもしれません。

米津玄師「TEENAGE RIOT」歌詞の意味

今サイコロ振るように日々を生きて
ニタニタ笑う意味はあるか
誰も興味が無い そのGコードを
君は酷く愛していたんだ

引用:「TEENAGE RIOT」作詞作曲/米津玄師

 

「今サイコロ振るように日々を生きて」というのは、出た目に従って生きるような毎日のこと。学校や親のことを言っているのかもしれません。

言われた通りに生きて、ニタニタ笑う・・そんな個性を殺した生き方に意味はあるのか?と、問いかけています。

 

ちなみに、初回限定盤となる『ティーンエイジ盤』の特典は、どうしてサイコロなんだろう?と思っていましたが、この歌詞に繋がると言う訳ですね!

 

そして、この部分は きっと幼少期の自分の事を歌っているのではないでしょうか?

「誰も興味がないGコード」とは、同じ年代の皆がほかのことに興味を持つ中、自分だけは音楽の魅力にとりつかれていたという事を表現しているのだと思います。

 

米津玄師さんの音楽のルーツは、小学5年生の時に出会った『BUMP OF CHICKEN』の楽曲。今の米津玄師さんに多大な影響を与えているそうです。

 

 

米津玄師さんが小学5年生の頃というと、2002年頃なんで、「BUMP OF CHICKEN」の楽曲でいうと、『天体観測』より少し後の『ハルジオン』の時くらいですね。

 

あの時の『君』は、その曲を酷く愛していたのでしょう。ちなみに『ハルジオン』は、Gコードで始まる楽曲。

そして、この楽曲『TEENAGE RIOT』も、サビはGコードになっています。

米津玄師「TEENAGE RIOT」サビ 歌詞の意味

煩わしい心すら
いつかは全て灰になるのなら
その花びらを瓶に詰め込んで火を放て
今ここで 誰より強く願えば
そのまま遠く雷鳴に飛び込んで
歌えるさ カスみたいな
だけど確か バースデイソング

引用:「TEENAGE RIOT」作詞作曲/米津玄師

 

10代が抱える、伝えようのない不満や葛藤を「煩わしい心」と表現しています。

そんな気持ちも、過ぎてしまえばただの灰になって消えてしまう。そうなってしまう前に「その思いを形にしろ」と言っている気がします。

 

米津玄師さんの幼少期に当てはめて考えると、それは音楽という 解釈になりますが、人それぞれ違う受け取り方もできる歌詞です。

ネガティブな感情に押しつぶされるくらいなら、それをエネルギーにして解き放て(火を放て)

そう言っている気がします。

 

ちなみにこのサビのメロディーは、米津玄師さんが中学生の時に作った曲と同じだそう。米津さん本人が10代の頃に感じたリアルな感情がこの『TEENAGE RIOT』には生きているのかもしれません。

米津玄師・ティーンエイジライオット・歌詞・意味

そして雷鳴(雷が鳴る音)に飛び込むくらいの覚悟を持って飛び込めば、なんだって出来るという、力強いメッセージも感じますね。

 

荒削りだけど、その思いは確かなもの。そしてそれが表現できた時「君が生まれ変わる」という意味なのかもしれません。だから、バースデイソングなのだと思います。

 

米津玄師さんが、あの頃(10代の頃)の自分へ向けて歌っている部分なのかもしれませんね。

そして「バースデイソング」の言葉には、もうひとつの意味が込められている気がしますが、それはラスサビで解説したいと思います。

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