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YOASOBI「ラブレター」歌詞の意味は?【改めて伝える”音楽”への感謝】

YOASOBI「ラブレター」歌詞の意味は?

今回はYOASOBIの「ラブレター」について歌詞考察していこうと思います。

ある少女の一つの手紙から始まったこの物語。

それは、日々何気なく聞いている音楽に、改めて感謝を伝えるというもの。

少女は音楽に対してどんなメッセージを伝えたのか。

そしてラブレターの歌詞には、いったいどんな意味が込められているのでしょうか。

YOASOBI『ラブレター』はどんな曲?

YOASOBI『ラブレター』歌詞

初めまして大好きな音楽へ
ずっと考えてたこと
どうか聞いてほしくって
(伝えたいことがあるんです)
ちょっと照れくさいけれど
ずっと想っていたこと
こんなお手紙に込めて
(届いてくれますように)

どんな時もあなたの
言葉、声を聴いているだけで
力が湧いてくるんだ

ねえ
笑っていたいよどんな時も
でも辛い暗い痛い日もある
けどね
あなたに触れるだけで気付けば
この世界が色鮮やかになる
花が咲くように
笑って泣いてどんな時だって
選んでいいんだいつでも自由に
今日はどんなあなたに出会えるかな
この世界が終わるその日まで
鳴り続けていて

いつもあなたのことを求めちゃうんだ
(踊りだしたくなる時も)
(爆発しちゃいそうな時も)
救われたんだ支えられてきたんだ
(心が動かされるんです)
(心が満たされていくんです)
ねえもっと触れていたいよ
ずっとそばにいて欲しいよ
いつまでも
大好きなあなたが
響いていますように

こんなたくさんの気持ち
ぎゅっと詰め込んだ想い
ちゃんと伝えられたかな
ちょっとだけ不安だけど
きっと届いてくれたよね
全部私の素直な言葉だから
もしもあなたに出会えてなかったらなんて
思うだけで怖いほど大好きなんだ

受け取ってどうか私の想いを
さあ
笑って泣いてそんな毎日を
歩いていくんだいつもいつまでも
辛い暗い痛いことも沢山あるけど
この世界はいつでもどこでも音楽で溢れてる
目の前のことも将来のことも
不安になってどうしたらいいの
分かんなくって迷うこともあるけど
そんな時もきっとあなたがいてくれれば
前を向けるんだ

こんな気持ちになるのは
こんな想いができるのは
きっと音楽だけなんだ
(変わりなんて一つもないんです)
どうか1000年先も
どうか鳴り止まないで
いつも本当にありがとう

引用元:YOASOBI「ラブレター」歌詞

新曲「ラブレター」は、東京FM・全国JFN系列で放送中の「日本郵便SUNDAY’S POST」との共同企画である「レターソングプロジェクト」で書き下ろされた楽曲です。

”ありがとう”を伝える手紙をYOASOBIが音楽にします」というテーマで実施された本企画。

全国から多数の応募の中、当時小学6年生の”はつねさん”の「音楽さんへ」という音楽への感謝を綴った手紙が選ばれました。

作詞作曲したYOASOBIのお二人は以下のようにコメントしています。

Ayaseさんコメント

“お手紙を原作”としてどのように楽曲にするか考えた際に、
僕らの曲になることで、はつねちゃんの「音楽さんへの気持ち」が、
より「音楽」に届くようなメガホンのようなものになりたい、という想いに辿りつきました。
それを一番に考えてアレンジもしたので、
初めて使う楽器を取り入れるなど新しいチャレンジもしています。

引用元URL:https://www.tfm.co.jp/post/lettersong/

 

ikuraさんコメント

はつねちゃんのお手紙の「まっすぐに音楽を愛する気持ち」を、
自分の音楽に対する愛とも照らし合わせながら、
はつねちゃんの気持ちやパワーをそのまま歌にすることができたのではないかと思います。

引用元URL:https://www.tfm.co.jp/post/lettersong/

楽曲の原作の手紙をかいた”はつねさん”も下記のように喜びの気持ちをコメントしました。

はつねさんコメント

自分の想いを受け止めてもらったことが嬉しくて、
それが自分の大好きな音楽の形となって、聴けることがすごく嬉しいです。
「泣いて笑ってそんな毎日も、歩いていくんだいついつまでも」という歌詞が大好きです。

引用元URL:https://www.tfm.co.jp/post/lettersong/

原作お手紙「音楽さんへ」とは?

家族、友達、恋人へのありがとうを伝える人が多い中、はつねさんは「音楽さん」に対してありがとうを伝えました。

手紙は、「私はいつも音楽というものにすくわれたり、支えられたりして生きていた」という思いから始まっています。

幸せな時、普通の生活に一つ花が咲くように落ち着く。

怒っている時、あばれたり心が動く。

暗い感じの曲は、共感したり、泣いたり、歌詞の意味を考えたり。

音楽というのは、どんな時でも寄り添い、自分を見失っている時に自分を導いてくれるもの。

そんな音楽への気持ちを、大人ではなかなか表現できない言葉で手紙に綴られています。

なお、原作となったお手紙「音楽さんへ」は、下記リンクから読むことができます。

>>原作お手紙「音楽さんへ」(はつね作)

YOASOBI『ラブレター』の歌詞の意味とは?

それでは早速歌詞の意味を詳しくみていきましょう。

伝えたい想いを手紙に込めて。|「ラブレター」1番Aメロ・歌詞の意味

歌詞イメージ

初めまして大好きな音楽へ
ずっと考えてたこと
どうか聞いてほしくって
(伝えたいことがあるんです)
ちょっと照れくさいけれど
ずっと想っていたこと
こんなお手紙に込めて
(届いてくれますように)

どんな時もあなたの
言葉、声を聴いているだけで
力が湧いてくるんだ

引用元:YOASOBI「ラブレター」歌詞

冒頭は、「大好きな音楽へ」と手紙のような始まりとなっています。

作詞作曲しているアーティストに手紙を書いたり、逆にファンとしてメッセージを受け取ったり、というのは皆さんもあると思います。

しかし、これは「音楽さんへ」というまったく予想もしなかった宛先。

音楽自体に感謝を伝えることは、とても新鮮で、小学生ならではの発想ですよね。

手紙から新しく曲として生まれ変わった「ラブレター」。

「音楽」だけではなく、今度はたくさんの人にこの素敵な想いが届きますように。

ここの歌詞には、そんなYOASOBIの願いも込められているように感じます。

音楽は誰のもの?|「ラブレター」1番サビ・歌詞の意味

歌詞イメージ

ねえ
笑っていたいよどんな時も
でも辛い暗い痛い日もある
けどね
あなたに触れるだけで気付けば
この世界が色鮮やかになる
花が咲くように
笑って泣いてどんな時だって
選んでいいんだいつでも自由に
今日はどんなあなたに出会えるかな
この世界が終わるその日まで
鳴り続けていて

引用元:YOASOBI「ラブレター」歌詞

この世界では、毎日色々なことがあります。

怒ったり泣いたり悔しかったり・・・生きていると、笑っていられる時ばかりではありませんよね。

そんな時、自分の気持ちに寄り添ってくれる音楽。

例えば、失恋した時には失恋の曲を、スポーツしている時や受験期には応援ソングを、勉強している時には心地よい洋楽を、など。

音楽に触れるだけで、「世界が色鮮やかになる」くらい、なんだか気持ちも前向きになって、やる気がでてきますよね。

そして今の時代、どこでもいつでも手軽に音楽を聴くことができます。

それは大人も子供も関係なく、音楽は誰でも平等に聴けるということ。

「選んでいいんだいつでも自由に」という歌詞には、音楽は誰のものでもなく自由であるといった意味も込められているのでしょう。

いつも気づかされる本当の気持ち|「ラブレター」2番Bメロ・歌詞の意味

いつもあなたのことを求めちゃうんだ
(踊りだしたくなる時も)
(爆発しちゃいそうな時も)
救われたんだ支えられてきたんだ
(心が動かされるんです)
(心が満たされていくんです)
ねえもっと触れていたいよ
ずっとそばにいて欲しいよ
いつまでも
大好きなあなたが
響いていますように

引用元:YOASOBI「ラブレター」歌詞

ここでは、原作者である”はつねさん”の様々な感情が表現されています。

自分の好きなことをする時でも、怒っている時でも、とにかくいつでも音楽を聴いているという彼女。

「踊りだしたくなる時も」「爆発しちゃいそうな時も」などの表現は、手紙の文章がそのまま歌詞になっています。

子供ならではのストレートな感情は、大人でもとても共感できるのではないでしょうか。

さらに、彼女は、音楽に触れるたびに今の自分がどんな気持ちなのか気づかされるそうです。

これは自分でも表現できない感情を、音楽から教えてもらっているのでしょう。

「もっと触れていたいよ」という歌詞は「音楽をもっと聴いていたい」という意味のほかに「新しい自分を見つけたい」という意味も込められているのかもしれません。

もしも音楽がなかったら|「ラブレター」Cメロ・歌詞の意味

歌詞イメージ

こんなたくさんの気持ち
ぎゅっと詰め込んだ想い
ちゃんと伝えられたかな
ちょっとだけ不安だけど
きっと届いてくれたよね
全部私の素直な言葉だから
もしもあなたに出会えてなかったらなんて
思うだけで怖いほど大好きなんだ

引用元:YOASOBI「ラブレター」歌詞

「音楽さんには会ったこともないけど今日はありがとうを伝えにきました」

「音楽ってすげーパワーをもっているなと思います」

手紙には、そんな大好きな気持ちがたくさんかかれています。

そして手紙の最後は「音楽がなかったら今どうなっているのかなぁと思うと大変です」と。

はつねさんにとって、音楽というのは、自分の人生の道しるべなのではないでしょうか。

音楽がなかったら、今の自分はいない。

それくらいとても大切なものであり、人生の一部になっている。

音楽がない世界なんてきっと彼女には想像もできないでしょう。

いつでも音楽のそばに|「ラブレター」2番サビ・歌詞の意味

受け取ってどうか私の想いを
さあ
笑って泣いてそんな毎日を
歩いていくんだいつもいつまでも
辛い暗い痛いことも沢山あるけど
この世界はいつでもどこでも音楽で溢れてる
目の前のことも将来のことも
不安になってどうしたらいいの
分かんなくって迷うこともあるけど
そんな時もきっとあなたがいてくれれば
前を向けるんだ

引用元:YOASOBI「ラブレター」歌詞

「目の前のことも将来のことも 不安になってどうしたらいいの」

誰でも生きていると悩みはつきませんよね。

たとえば、進路に悩む中学生。

部活の試合前に、プレッシャーに負けそうになる高校生。

この先ずっとこの会社にいるべきか悩む社会人。

そんな時、どんな場面でも誰の人生でも、日々にそっと彩りを添えてくれる音楽。

自分が思っている以上に、私たちは音楽に支えられて生きている、そんなことを気づかせてくれる歌詞ですね。

唯一無二の音楽という存在|「ラブレター」アウトロ・歌詞の意味

こんな気持ちになるのは
こんな想いができるのは
きっと音楽だけなんだ
(変わりなんて一つもないんです)
どうか1000年先も
どうか鳴り止まないで
いつも本当にありがとう

引用元:YOASOBI「ラブレター」歌詞

「音楽の変わりなんて一つもないんです」。

音楽って、移動中でも寝る前でも、勉強中でもずっと聴いていられますよね。

そして、自分の気持ちを代弁してくれるかのような歌詞と心地よいメロディー。

こんなに寄り添って、心を落ち着かせてくれるものは、確かに他にないのではないでしょうか。

唯一無二の大好きな音楽がこの世界にもっと溢れますように、そしてどうか永遠に続きますように。

最後の歌詞は、そんな願いと感謝の想いで締めくくられています。

YOASOBI『ラブレター』歌詞の意味は? まとめ

今回は、ラブレターという手紙がテーマとなった楽曲。

歌詞の意味はまぎれもなく「音楽に対する感謝」。

私自身、音楽が大好きで今まで何度も救われてきました。

振り返ると、学校の卒業式や友達とのドライブ、そして自分の好きなアーティストのライブ。

当時聴いていた音楽を今聴くと、そんな思い出が一気に蘇ってきます。

きっとそれは、音楽が大好きな皆さんも同じなのではないでしょうか。

この感謝の手紙は、こうして新しい音楽となり、今や世界中に鳴り響いています。

きっとこれも誰かの助けになり、救いになり、誰かの思い出の曲となるでしょう。

なんだかとても素敵ですよね。

改めて「音楽のもつ力」を実感できる、YOASOBIの「ラブレター」。

原作お手紙『音楽さんへ』と併せてチェックしてみてください。

ご一読いただきありがとうございました。

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