今回は、ONE OK ROCKの人気曲、『Re:make』の歌詞の意味について考察・解釈をしていきたいと思います。
『Re:make』は、2011年に発売された6枚目のシングル『NO SCARED』との両A面シングルとしてリリースされました。
激しくて力強いサウンドが魅力の『Re:make』ですが、この楽曲の歌詞には、どんな思いが込められているのでしょうか?
当サイトては積極的にコメントを募集しています。
考察内容に「共感できた」「共感できなかった」など何でも構いませんので、あなたの声をお寄せください。
※意見主張の場として、興味のある方はご参加くださいませ。
ONE OK ROCK「Re:make」とは?
『Re:make』は2011年に発表されたONE OK ROCKのシングルです。
タイトルである”remake”とは「作り直す」という意味です。
この頃ワンオクは武道館公演を大成功させ、前作『アンサイズニア』もヒットと、まさに勢いに乗っている時期でした。
そんな彼らが次に発表したのがこの『Re:make』です。
PVではメンバーのバックに無数のライトでできた壁が作られ、音楽に呼応するように激しく点滅しています。
音楽の激しさと勢いを目でも楽しめるPVとなっていますね。
この楽曲について、ボーカルのTakaさんは
「“ああすれば良かった”って後悔している今の自分の気持ちを捨てるんじゃなくて、その気持ちを抱えながら新しい一歩を踏み出そう」
という意味を込めていると語っています。
そんなメッセージが込められた『Re:make』の歌詞を考察していきましょう。
ONE OK ROCK「Re:make」歌詞(和訳)の意味を解釈
後悔からどのように“remake”を果たしていくのでしょうか。
歌詞から考えていきましょう。
「Re:make」Aメロ歌詞(和訳)の意味
You take me back
(君は俺を引き戻して )
And show me you’re the only one
(唯一の存在なんだって見せつける )
Reveal the way you got me,
(君が俺を手に入れた方法を暴いて )
I’ve got to run
(走りだしたんだ )
You’re still alive
(お前はまだ生きてる )
I’m never gonna take your feeling
which is complicated
(君の複雑な感情が分からない)引用:「Re:make」作詞/TAKA
「君」と「僕」の二人の登場人物がいますね。
僕にとって君の存在は大きいようですが、僕は君に振り回されているようにも見えます。
二人の関係とは一体?
「君」が誰なのか、記事の最後で触れたいと思います。
踏まれてねじられここまで
歩んだこの道の先は
誰にも踏み込まれたくはない
未開拓地領域引用:「Re:make」作詞/TAKA
苦労を重ねてこの道を歩んできました。
だから、この道の先にあるものは誰にも奪われたくありません。
先程説明したように、この頃ワンオクはまさに勢いに乗っている時期。
それまで様々な苦労がありここまで来て、きっと彼らにはその先のさらなる成功も見えていることでしょう。
ここまで来たからには、さらなる高みを目指してやる、誰にも邪魔させない、そんな気迫も感じられます。
「Re:make」Bメロ歌詞(和訳)の意味
触れられてしまえば
Break me up
(俺の心はかき乱される )
整えりゃ
Wait for a moment
(少し休んで)
ここらでさぁ
Falling out yeah
(ケンカだ)
ギリギリで
Runs out of time
(時間切れなんだ)You can feel it!
(わかるだろ? )引用:「Re:make」作詞/TAKA
君と僕の関係はぎりぎりで保っている状態のようです。
まさに一触即発です。
もう二人の関係は修復できないように思えます。
「Re:make」サビ歌詞(和訳)の意味
I can’t believe in you
(君を信じられないよ )
I’d see you another day another way
(君とは違う日、違う形で出会いたかったな )
Nobody’s standing near
(誰も近くに立っていない場所に )
There are something you can’t see or feel, baby
(君には見えないし感じられないものがあるんだよ )引用:「Re:make」作詞/TAKA
君のことはもう信じられません。
君とは、もっと違う状況で会えればよかったと残念に思います。
自己のエゴ虚しく 行く末
Yeah I’m sorry
(あぁ ごめんよ)
履き違えはなはだしくてもう doubt(疑うよ )
行き違いout there?(もう向こう側? )引用:「Re:make」作詞/TAKA
君とのすれ違いが大きすぎて、分かり合えません。
僕がこちら側に行くと、君は向こう側に行ってしまう、というように、もう二人が、並んで同じ方向を向いて一緒に歩んでいくことは難しいようです。
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