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優里『かくれんぼ』歌詞の意味とは?【男性目線の失恋ソング】

優里『かくれんぼ』歌詞の意味を解釈

優里『かくれんぼ』2番歌詞の意味とは?

「かくれんぼ」2番Aメロ・歌詞の意味

君の夢何度も僕は見るたびに
またかよって言葉をこぼして一人泣きまた夢の中に
部屋に隠れた面影達は
簡単にみつけられるのに
君はさ隠れるのが上手だね

引用:優里『かくれんぼ』歌詞

 

君の夢を何度も見る「僕」はずっと未練を感じています。

夢の内容は自分ではコントロール出来ないので、彼女を忘れようとしていても内心では彼女のことを想い続けているということを自覚させられてしまいます。

物理的に離れていても面影を見つけてしまう「僕」にとって、彼女はまだどこかに隠れているだけの存在。

かくれんぼだと思い込むことで自分の気持ちを抑えているという切ない一節です。

 

「かくれんぼ」2番Bメロ・歌詞の意味

僕は目瞑って 膝抱えて
まだ10秒 数え終わっていないのに
覗き見してズルしたから
君はどこかいなくなってしまったのかな

引用:優里『かくれんぼ』歌詞

 

「僕」は彼女が自分の元から去っていってしまった理由を考え続けています。

自分のダメだったところをかくれんぼの「ズル」に例えて彼女との日々を思い返しています。

「膝抱えて」という例えは、気持ちが落ち込んだ現在の「僕」の心情が空想のかくれんぼに乗り移っているとも思えます。

 

「かくれんぼ」2番サビ・歌詞の意味

ジャンケンで負けて僕が鬼?
そんな上手に隠れないで
出てきてよもういいだろ日が沈む
かくれんぼなんかしてないで
この声に答えてよ
もういいかいもういいよ聞かせて
どこにいるの

引用:優里『かくれんぼ』歌詞

 

「ジャンケンで負けて僕が鬼?」彼女に去られても尚彼女のことを引きずっている状態に「僕」は敗北を感じています。

ここではかくれんぼで遊んでいるところをみんなにすっぽかされてしまった鬼の寂しさを思い起こさせます。

日が暮れて帰る時間になっても探し続けている虚しさと切なさ。

「僕」は彼女が去っていったことに残酷さと裏切られたような気持ちを感じているのかもしれません。

1番サビでは「グッバイ」と歌われていたところが2番では「どこにいるの」と歌われています。

やはりまだ吹っ切れず、過去に去ってしまった彼女との日々の続きを探してしまいます。

 

「かくれんぼ」Cメロ・歌詞の意味

バカだよなわかってるよバカさ
もう君からは僕を感じないんだ
君の頭の中は 満員まるで朝の小田急線
僕が乗り込む隙間なんて ないのかな
ひとりにしないで

引用:優里『かくれんぼ』歌詞

 

もう彼女が「僕」を求めていないことを「満員の小田急線」に例えて「僕が乗り込む隙間なんてない」と表現しています。

ただ、「もう君からは僕を感じない」というのは「僕」の一方的な解釈ではないのかなとも感じます。

「君の頭の中は他のことでいっぱい」と「僕」は解釈しているように思えます。

でもこれは「僕」によるズレた解釈であって、「僕」は「僕」自身の至らない点が思い浮かばずにいるのだと思います。

『ドライフラワー』の彼女視点の心情から見ると、彼女の頭の中はまだ「僕」でいっぱいで、だからこそ敢えて「僕」を乗り込ませないようにしているのではないかと思います。

そんな彼女の心情には気が付けず、「ひとりにしないで」と思う「僕」はどこまでも子供らしくて純真で不器用な人なのだということが読み取れます。

 

優里『かくれんぼ』歌詞の意味は? まとめ

歌詞イメージ

『かくれんぼ』の歌詞には「僕」の心情とともに、無邪気で子供らしい「僕」の性格がにじみ出ています。

そんな「僕」の性格は決してダメだとは言い切れないもので、むしろチャームポイントでもあります。

でも「彼女」にとっては少し頼りなかったのでしょう。

人のダメなところは、ダメだからこそ愛するべき長所にもなるものです。

 

そんな「僕」のダメなところすべてを受け入れられる人にいつか出会えたらいいなと感じますね。

でも、その時までに少しは女の子の気持ちに気が付けるように「僕」の成長も勝手ながら願ってしまいます。

 

という訳で、今回は以上です。

ご一読ありがとうございました。

 

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