あいみょん『桜が降る夜は』2番の歌詞の意味は?
知らない誰か「桜が降る夜は」2番Aメロ①・歌詞の意味
4月の夜に2人はもう会えないかな
遠くに見える
貴方はまるで知らない誰か引用元:あいみょん「桜が降る夜は」歌詞
もう会えないかなと言う表現から、会えなくなる決定的な何かがこれから起こる予感を感じます。
「遠くに見える貴方はまるで知らない誰か」
夜道を歩いた時、彼の隣にいたのは主人公だったのに、今彼の隣にいるのは主人公じゃない別の誰かなのでしょう。
その女の子の隣にいる彼は、主人公と一緒にいる時とはまるで別人のようで、彼の心が離れたと主人公は感じたように思います。
距離が離れた2人「桜が降る夜はAメロ②・歌詞の意味
真面目な顔は好きだけど
今は見たくない
新しい色に染まるのは
桜だけでいい引用元:あいみょん「桜が降る夜は」歌詞
真面目な顔をその女の子に見せている事から、2人は真面目な話も出来る親しい間柄なのが分かります。
もしかしたら、彼女かもしれないし、これから彼女になる人かもしれません。
1番Aメロの「どこかで聞いた噂話」がここで出てきたように思います。
彼の事がまだ好きな主人公は、そんな2人の姿を見て傷ついているのでしょう。
新しい色に染まるのは桜だけでいいのに、彼には変わらないでいてほしいのに…
主人公の切ない気持ちが感じ取れます。
優しさと強がり「桜が降る夜は」2番Bメロ・歌詞の意味
だけど
いつかは散ってしまうと
いい加減に気づきます
でも貴方の心に雨は降らないで?引用元:あいみょん「桜が降る夜は」歌詞
傷ついた主人公ですが、本当は薄々気づいていたのでしょう。
彼が自分を選ばない事を。
「でも貴方の心に雨は降らないで?」
主人公の優しさと強がりを表している言葉だと思います。
私を選ばなかったことで、貴方に傷ついて欲しくない。
そして貴方が傷つく必要もない。
思わせぶりな事をしてごめんなんて言わないでほしい。
そして幸せになってほしい。
とても切ない気持ちが溢れだしています。
主題歌として起用されている「恋とオオカミには騙されない」の恋模様とリンクする部分ですね。
貴方に恋をしている「桜が降る夜は」ラストサビ・歌詞の意味
寂しい夜を1人
桜の花がヒラリ、踊ってる
私の味方をしてよ
心から思うこと
今伝えるべきなのか
考えている間に春は終わる桜が降る夜は
貴方に会いたい、と思います
どうして?と聞かれても
分からないのが恋で
この体ごと貴方に恋してる
それだけは分かるのです引用元:あいみょん「桜が降る夜は」歌詞
落ち込んだ夜は彼に会いたくなるのに、それがもうできない。
上を見上げると桜の花がヒラリと踊るように落ちてきた。
花がヒラリと言う表現から、ほとんどの桜は散ってしまっている事が分かります。
散っていく桜の花びらに自分を重ね合わせ、ただ散るだけでいいの?と自問自答している姿が思い浮かびます。
私の味方をしてよ=気持ちを伝える勇気が欲しい。
と読み取ることができます。
この想いを彼女がいる彼に伝えるべきなのか悩んでいる主人公。
きっと彼の彼女の気持ちも考えているのでしょう。
主人公はとても心優しい女の子ですね。
考え悩んでいる間に時は過ぎ、春も終わり、この恋もいつかいい思い出に変わっていくのでしょう。
あいみょん『桜が降る夜は』歌詞の意味は? まとめ
いかかでしたか?
聞き終わった後、まるで一つのドラマを見たような満足感がある一曲でした。
思わせぶりな彼に想いを募らせていく主人公。
恋の結末はとても切ないものでしたが、いつかはいい思い出になるの祈って・・・。
あいみょんの可愛らしい歌声が、主人公の恋心に寄り添っていてとても素敵な曲でした。
という訳で、以上です。
最後までありがとうございました。