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YOASOBI『三原色』歌詞の意味は?【小説「RGB」原作から描く友情とは..】

YOASOBI「三原色」歌詞の意味は?

今回はYOASOBIの「三原色」の歌詞の意味について解説していきたいと思います。

「再会」「絆」「友情」をテーマとしている本楽曲。

切なくもあり、どこかうきうきするような躍動感あふれるメロディー色鮮やかな歌詞にはいったいどんな意味が込められているのでしょうか。

YUZU科

ikuraさんの初のラップも要チェックです。

 

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YOASOBI「三原色」はどんな曲?

YOASOBI『三原色』歌詞

どこかで途切れた物語
僕らもう一度その先へ
たとえ何度離れてしまっても
ほら繋がっている

それじゃまたね
交わした言葉
あれから幾つ朝日を見たんだ
それぞれの暮らしの先で
あの日の続き
再会の日

待ち合わせまでの時間がただ
過ぎてゆく度に胸が高鳴る
雨上がりの空見上げれば
あの日と同じ様に
架かる七色の橋

ここでもう一度出会えたんだよ
僕ら繋がっていたんだずっと
話したいこと
伝えたいことって
溢れて止まらないから
ほらほどけていやしないよ、きっと
巡る季節に急かされて
続く道のその先また
離れたってさ
何度だってさ
強く結び直したなら
また会える

何だっけ?
思い出話は止まんないね
辿った記憶と回想
なぞって笑っては
空いた時間を満たす
言葉と言葉で気づけばショートカット
明日のことは気にせずどうぞ
まるで昔に戻った様な
それでも変わってしまったことだって
本当はきっと幾つもある
だけど今日だって
あっけないほど
あの頃のままで

気づけば空は白み始め
疲れ果てた僕らの片頬に
触れるほのかな暖かさ
あの日と同じ様に
それぞれの日々に帰る

ねえここまで歩いてきた道は
それぞれ違うけれど
同じ朝日に今照らされてる
また重なり合えたんだ

どこかで途切れた物語
僕らもう一度その先へ
話したいこと
伝えたいことって
ページを埋めてゆくように
ほら描き足そうよ、何度でも
いつか見上げた赤い夕日も
共に過ごした青い日々も
忘れないから
消えやしないから
緑が芽吹くように
また会えるから
物語は白い朝日から始まる

「また明日」

引用:YOASOBI『三原色』歌詞

『三原色』は、2021年7月2日に配信リリースされました。

NTTドコモの新プラン「ahamo」のCMソングとしても起用されている本楽曲。

今回は短編小説「RGB」(小御門優一郎著)をもとに作詞作曲されました。

YOASOBIのお二人は曲に対して下記のようにコメントしています。

[ Ayaseさんコメント ]

この曲は、『RGB』という小説が原作になっています。些細なことがきっかけで小学生以来疎遠になってしまった3人の幼馴染達が大人になって再会するという物語です。楽曲を制作するにあたって、一度ほどけかけた繋がりも、根っこでは繋がっているというメッセージをしっかり伝えたいと思いました。会いたい人と会うことも難しい日々ですが、この3人のように根の部分が繋がっていれば必ずまた会える。その繋がりを大切に、前を向いて楽しく生きていこうという想いを込めています。

[ ikuraさんコメント ]

今回の楽曲には3人の主人公がいます。久しぶりの再会に対して、抱いている気持ちが互いに違うので、その心情を歌で表現するのはすごく難しかったです。小説の中には色味や情景の描写が多く出てくるので、そこから世界観をイメージして楽曲とも重ね合わせながらレコーディングに臨みました。主人公たちが見ていた光景を、私なりに曲に閉じ込めています。

引用元:https://ahamo.com/special/yoasobi/

原作小説「RGB」とは?

物語は、ある3人の友情と絆をテーマとしています。

主人公は、タイトルにもなっている「R」「G」「B」

それぞれ、色の頭文字が名前となっています。

YOASOBI「三原色」歌詞の意味は?

R、Red(赤)・・・会社員勤めの男性。

G、Green(緑)・・・結婚したばかりの女性。

B、Blue(青)・・・今年も受験を控えている男性。

小学生の同級生である3人は登下校を一緒に過ごし放課後は毎日夕暮れまで遊んでいましたが、あることがきっかけでいつの日か疎遠になっていました。

そんな中で再び会う約束をしたのは、実に15年ぶり

それぞれの歩んできた人生は全く違うもので、周りの友人も環境もすっかり変わってしまった3人。

またあの日のような会話ができるのか不安がよぎる一方、会う日が近づくにつれて3人の胸は高鳴っていきます。

果たして3人はどんな再会を果たすのでしょうか。

YOASOBI「三原色」の歌詞の意味を考察してみた

それでは早速歌詞の意味を詳しくみていきましょう。

途切れた物語の続きは・・・/『三原色』イントロ・サビ

どこかで途切れた物語
僕らもう一度その先へ
たとえ何度離れてしまっても
ほら繋がっている

引用:YOASOBI『三原色』歌詞

Ayaseさんお得意のイントロサビのスタート。

途切れてしまった物語の続きが今ここから始まる、そんな始まりにふさわしいイントロですね。

さて、物語の続きはどのようにはじまったのでしょうか。

きっかけは、Bがスマホを買い換えたこと。

「久しぶり!」と3人のラインのトークはあっけなく再会の約束を交わします。

切っても切れない縁というのはまさにこのことなのでしょう。

それじゃまたねの意味は/『三原色』Aメロ

それじゃまたね
交わした言葉
あれから幾つ朝日を見たんだ
それぞれの暮らしの先で
あの日の続き
再会の日

引用:YOASOBI『三原色』歌詞

「それじゃまたね」

そんなセリフって子供時代だと「また明日」なのに、大人になると仕事やプライベートが忙しくて「1年後」なんてこともざらにありますよね。

この3人は実に15年ぶりの再会

小学生だった3人もすっかり大人です。

それなのにまるであの日の続きのように物語は動き始めます。

雨上がりの空には/『三原色』Bメロ

歌詞イメージ

待ち合わせまでの時間がただ
過ぎてゆく度に胸が高鳴る
雨上がりの空見上げれば
あの日と同じ様に
架かる七色の橋

引用:YOASOBI『三原色』歌詞

久しぶりに会う前って友達でも妙に緊張します。

関係性は変わらないのに、またあの頃のように話せるかな、笑ってくれるかな、とか変に心配して。

しかし「胸が高鳴る」という表現からはそんな不安や緊張を超えるくらいみんなに「早く会いたい」という気持ちが伝わります。

そして集合場所に向かう途中、3人はそれぞれ雨上がりの空にかかる虹を見ることとなります。

その虹はいつの日か3人で一緒にみた光景を思い出させます。

再会した時間は/『三原色』サビ

歌詞イメージ

ここでもう一度出会えたんだよ
僕ら繋がっていたんだずっと
話したいこと
伝えたいことって
溢れて止まらないから
ほらほどけていやしないよ、きっと

巡る季節に急かされて
続く道のその先また
離れたってさ
何度だってさ
強く結び直したなら
また会える

引用:YOASOBI『三原色』歌詞

無事再会を果たした3人。

それぞれの15年分の話で盛り上がるかと思いきや、3人は小学校の校舎や給食の時間に流れていた校内放送についてなど、本当に他愛もない思い出話に花が咲きます。

違う仕事をしていたって、バラバラの生活をしていたって、たとえ時がどれだけ経っていようとも3人の絆は昔と何も変わらずにつながっているようです。

 

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