当サイトは記事内に広告を含みます

あいみょん『風のささやき』歌詞の意味は?【売れる前の心の叫びを描く…】

あいみょん「風のささやき」歌詞の意味は?

今回は、あいみょんの『風のささやき』の歌詞の意味について解釈&考察をしていきたいと思います。

多くの若者を魅了するシンガーソングライター、あいみょん。

売れる前の苦悩を描いたこの「風のささやき」にはどのような思いが込められているのでしょうか?

 

コメント募集中

当サイトては積極的にコメントを募集しています。

考察内容に「共感できた」「共感できなかった」など何でも構いませんので、あなたの声をお寄せください。

※承認されたコメントは記事内に残ります。意見主張の場として、興味のある方はご参加くださいませ。

あいみょん「風のささやき」はどんな曲?

あいみょん『風のささやき』歌詞

このまま朝が来なけりゃいいのに
うずくまってる真っ暗な布団の中で
またあいつとあいつを
ぶん殴ってやった
それでも変わらない生活に
一生のお願いとか使えたなら
この先を僕じゃない誰かに変えて

適当に買ったコンパス
眺めるだけの時間
聞いたことのない名前の
タバコをふかす
散歩に行くのも命がけだな
ああ今日は泣いてみようかな

風のささやき 耳障りだ
僕のことなんも知らないくせに
ふざけんな
ティファニーブルーの空の下
追い続けている馬鹿な夢
手に届きそうで届かないなあ

いつの日も夢はあるかあるかと
問う髭もじゃがいるし
邪魔くさくても
触れる事ができない現実があって
タイムカードはこんなに
真っ黒に埋まってんのに
今日もポケットの中は
紙クズ銅メダル

真面目なふりしたドクター
聞き飽きた台詞ばかり
震えそうな手を握り
しつこく僕に言う
「何かあればまたおいでよ」
結局そんなもんなんだな

雲は流れる 足早にね
僕のことまるで
知ってるように笑うなよ
頑張れなんて言うなよクソが
死に物狂いで生きてんだ
そう簡単に言わないでおくれ

風のささやき 耳障りだ
僕のことなんも知らないくせに
ふざけんな
ティファニーブルーの空の下
追い続けている馬鹿な夢
手に届きそうで届かないなあ
もう少しだけ頑張ってみるさ

僕の居場所はどこだい

引用:「風のささやき」作詞作曲/あいみょん

『風のささやき』は、2017年9月にリリースされた、あいみょんメジャー1stアルバム『青春エキサイトメント』に収録されている楽曲。

上京したての孤独や人間不信など、売れなかった頃のあいみょんの苦しみがストレートに描かれています。

 

アルバムには「愛を伝えたいだとか」や「君はロックを聴かない」など、数々の名曲が納められていますが「風のささやき」もその一つ。

まさに、隠れた名曲とも言える一曲です。

あいみょん「風のささやき」歌詞の意味は?

この楽曲は、あいみょんが上京したての時に書いた楽曲。

みんなに「頑張れ」と言われると、「こっちはもうすでにめっちゃ頑張ってんねん!」と言い返したくなる気持ちだったそう。

 

売れたくてもがき苦しんでいた時期の曲なんですね。

売れる前のあいみょんの苦悩とは….。

歌詞を紐解いてみたいと思います。

「風のささやき」Aメロ歌詞の意味

このまま朝が来なけりゃいいのに
うずくまってる真っ暗な布団の中で
またあいつとあいつを
ぶん殴ってやった
それでも変わらない生活に
一生のお願いとか使えたなら
この先を僕じゃない誰かに変えて

引用:「風のささやき」作詞作曲/あいみょん

朝が来ればまた今日と同じ単調な生活が始まってしまう。

ずっと夜が続いてくれればいいのに。

そんな風に布団の中で頭を抱えて眠れない夜を過ごすあいみょんが想像できます。

 

嫌いなあいつらを殴ってやりたいけどそうもいかなくて、想像の中で殴ってやります。

しかしそんなことをしても生活はまるっきり変わらなくて…。

 

こんな生活をもう続けたくない。

いっそのこと、この生活の主を別の誰かに変えてほしいくらいだ、と言っています。

「風のささやき」Bメロ歌詞の意味は?

適当に買ったコンパス
眺めるだけの時間
聞いたことのない
名前のタバコをふかす
散歩に行くのも命がけだな
ああ今日は泣いてみようかな

引用:「風のささやき」作詞作曲/あいみょん

売れるのかどうかも分からないけど東京へ飛び出してきてしまったあいみょん。

適当に買ったコンパス」、これは、行先も分からない人生のことを指しているのでしょう。

 

「散歩に行くのも命がけ」というのは、気分転換しに行くことでさえ体力がいる、ということでしょうか。

それとも、散歩に出かけた足で、そのまま…..。

それくらい精神的に追い詰められた状態を感じますね。

 

単調な生活を繰り返す中で、疲れるからと涙を流す事さえしていなかった。

でも今日は無理をしてでも泣いてみようかな。

 

センチメンタルな夜を過ごすあいみょんが想像できますね。

「風のささやき」サビ歌詞の意味は?

風のささやき 耳障りだ
僕のことなんも知らないくせに
ふざけんな
ティファニーブルーの空の下
追い続けている馬鹿な夢
手に届きそうで届かないなあ

引用:「風のささやき」作詞作曲/あいみょん

この曲のタイトルにもなっている「風のささやき」。

他人からの自分のことを気にかけるような言葉全般を指しているんですね。

 

本当は何も知らないくせに。

何も分かろうともしてくれないくせに。

助けてなんかくれないくせに。

 

あいみょんの胸の内に秘められた皮肉に溢れた想いが綴られています。

風のささやき・あいみょん

うまくいかない現状と、そんなこを気にもかけない空の青さ。

19歳で上京したあいみょんにとって、東京の空の色はそんな風に見えていたのでしょうか。

▼2番の歌詞の考察へ▼

1 2

コメントを残す