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あいみょん「今夜このまま」歌詞の意味は?【ビールに例えた恋の行方とは..】

あいみょん「今夜このまま」歌詞の意味は?

今回は、あいみょんの人気曲『今夜このまま』の歌詞の意味について、解釈&考察をしていきたいと思います。

この曲は、日本テレビ系ドラマ『獣になれない私たち』の主題歌として書き下ろされた楽曲。

恋の行方を「ビール」に例えた歌詞になっているようですが、果たしてどんな意味が込められているのでしょうか?

 

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あいみょん『今夜このまま』はどんな曲?

 

あいみょん『今夜このまま』歌詞

苦いようで甘いようなこの泡に
くぐらせる想いが弾ける
体は言う事を聞かない
「いかないで」って
走ってゆければいいのに

広いようで狭いようなこの場所は
言いたい事も喉に詰まる
体が帰りたいと嘆く
「いかないで」って
叫んでくれる人がいればなぁ

抜け出せない
抜けきれない
よくある話じゃ終われない
簡単に冷める気もないから
とりあえずアレ下さい

消えない想いは
軽く火照らせて飛ばして
指先から始まる何かに期待して
泳いでく 溺れてく
今夜はこのまま
泡の中で眠れたらなぁ

だんだん息もできなくなって
心の壁も穴だらけで
制御不能 結構不幸?
自暴自棄 です。

そんなに多くはいらないから
幸せの横棒ひとつくらいで
満たされたい 満たしてみたい
乱されたい 会いたい
いつかの誰かに

やるせない
やりきれない
よくある話じゃ終われない
簡単に辞める気もないから
とりあえずアレ下さい

言えない想いは
軽く飲み込んで 隠しちゃって
鼻の先に取り付いた本音に油断して
抱かれてく 騙されてく
今夜の夜風に
吹かれながら 揺れながら

ねぇ もう 帰ろう 帰ろう
影も もう ねぇ 薄くなって
結局 味のない 味気のない

夜が眠る

癒えない想いが
加速するばかりなんだ
止められない
放たれてく 夜になる
私はこのまま

消えない想いは
軽く火照らせて飛ばして
指先から始まる何かに期待して
泳いでく 溺れてく
今夜はこのまま
泡の中で眠れたらなぁ

誰かの腕の中で
甘い夢を見ながら
眠れたらなぁ

引用:「今夜このまま」作詞作曲/あいみょん

『今夜このまま』は、2018年11月にリリースされた、あいみょん6枚目のシングル。

日本テレビ系で放送された『獣になれない私たち』の主題歌として書きおろされた楽曲です。

実は『今夜このまま』は、あいみょんにとって初のドラマ主題歌書きおろしとなるもの。

ドラマの世界観にしっかり寄り添いながら、作詞していったそうです。

あいみょん楽曲インタビュー

インタビュアー:ドラマのために曲を書き下ろしたのは今回が初めてですよね? 制作はどんなふうに進んでいったんですか?

あいみょん:「まず主題歌のお話をいただいた時に、『男女がクラフトビール屋さんで出会う』っていう設定は聞いていたんです。その後、第1話と第2話の台本を読ませていただいて、そこで新垣結衣さん演じる晶と、松田龍平さん演じる恒星の関係性だったり、それぞれの人間性を把握した上で書き下ろしました」

インタビュアー:歌詞は晶のキャラクターに寄り添って書かれていますよね?

あいみょん:「そうですね。W主演という感じだったので両方ともにつながりがある曲にしたかったんですけど、やっぱりちょっと晶のほうに寄り添ったものになりましたね。全体的には『夜と泡』っていうのがテーマになった曲かなと」

あいみょん:「泡」っていうのは歌詞にも出てきますけど、もちろんドラマとも関係性の深いビールにかかっていて。

「そうですね。第1話の放送が終わった後に、ファンの子とかまわりの人の反応を見ていると、この曲がビールにかかっているっていうことにすぐ気づいてくれる人もいて、ああよかったなと思いました」

引用元:rockin’on.com

『今夜このまま』では、初の転調にも挑戦。

あいみょん

『今夜このまま』では、あいみょんの楽曲では初となる”転調”にも挑戦したそうです。

ラスサビ前で、雰囲気ガラッと変わり、スケール感が増す瞬間にも注目ですね。

まるで、「曲の主人公の感情が高揚していく様」がイメージできます。

ドラマ『獣になれない私たち』とは?

ドラマ『獣になれない私たち』(通称:けもなれ)は、なかなか人生がうまくいかない”頭でっかちな男女”の恋愛を描く、ラブかも知れないストリー。

「新垣結衣」「松田龍平」のダブル主演で、”簡単に本音を言えず『野生の獣』のような自由な感情に溺れることもできない男女の姿を描きます。

仕事に真面目すぎて、”なかなか恋愛と向き合えない女性”にこそオススメしたい…。

そんなドラマとなっています。

>>「獣になれない私たち」ドラマ無料視聴へ

あいみょん「今夜このまま」歌詞の意味を解釈してみた。

あいみょん・今夜このまま・歌詞・意味

今回の楽曲「今夜このまま」は、「獣になれない私たち」の書下ろしということもあって、ドラマの内容とリンクする部分が多いようですね。

 

ドラマの主人公「深海晶 (新垣結衣)」は、仕事を完璧にこなすキャリアウーマン。

しかし、山積みの仕事やら同僚の失敗のフォローやらで、“仕事ができる女”ならではの悩みを抱えています。

 

そんな彼女の癒しは仕事帰りの行きつけのクラフトビールバー『5tap』。

精神的にいっぱいいっぱいの主人公がストレスを発散しに立ち寄ります。

 

そして、優しいマスターが出してくれる「クラフトビール」が、傷ついた心を癒してくれます。

全てはこのクラフトビールバーから始まり、動き出していくんですね。

あいみょん「今夜このまま」Aメロ歌詞の意味

苦いようで甘いようなこの泡に
くぐらせる想いが弾ける
体は言うことを聞かない
「いかないで」って
走って行ければ良いのに

引用:「今夜このまま」作詞作曲/あいみょん

 

『5tap』で飲むクラフトビールの味のように、時には苦くそして甘いこともある人生。

いろいろな想いがビールの泡と一緒に弾けます。

 

「体がいうことを聞かない」というのは、心で思っていても素直に行動できないという意味。

本当は感情的になりたいし、大切な人に少しくらいワガママを言える自分になりたい。

 

「行かないで」って走って行けるような 素直な感情になれないという、葛藤があるようですね…。

あいみょん「今夜このまま」Aメロ② 歌詞の意味

広いようで狭いようなこの場所は
言いたいことも喉に詰まる
体が帰りたいと嘆く
「いかないで」って
叫んでくれる人がいればなぁ

引用:「今夜このまま」作詞作曲/あいみょん

 

広いように見えて、本当は窮屈で息苦しい世の中

ドラマの内容で言うと、「深海晶」が勤めている最悪な会社の状況や、なかなか決心をしてくれない彼氏の曖昧さですかね。

 

彼女を取り巻くすべてのことが追い詰めていきます。

でも、それに対する不満も本音ものどに詰まって出てこない…。

 

限界ギリギリの体は、もう解放されたいと嘆いています。

 

ドラマのなかのガッキーは、本当にかわいそうでしたね…。

どんなに頑張って報われず、責任ばかりがのしかかって行く。

同じ状況の方は、すごく共感できたのではないでしょうか?

 

そんなとき、「もう無理しなくていいよ。」って行ってくれる人が居れば…。

叫んでくれる人が居ればと、心の助けを求めています。

あいみょん「今夜このまま」Bメロ 歌詞の意味

抜け出せない逃げ切れない
よくある話じゃ終われない
簡単にさめる気もないから
とりあえずアレください

引用:「今夜このまま」作詞作曲/あいみょん

 

そんなに辛いなら、全部やめてしまえば?」例えそんなアドバイスをもらったとしても、

 

でも、会社は辞めれないし。』

でも、なかなか逃げ出せないし。』

でも、本音なんて言えないし。』

 

“でもでも”ばかりで結局やめれなかったりするんですよね。

かと言って、「そのくらいのことはよくある話でしょ」なんて軽く受け流せることでもない…。

 

でも結局は一歩踏み出せなくて……、なかなか決めきれない主人公が描かれています。

 

そんな時は、もうこれしかありませんね。

という訳で「とりあえずアレください

アレというのは・・・そうビールです。

あいみょん「今夜このまま」サビ 歌詞の意味

消えない想いは
軽く火照らせて 飛ばして
指先から 始まる何かに期待して
泳いでく 溺れてく
今夜はこのまま
泡の中で 眠れたらな

引用:「今夜このまま」作詞作曲/あいみょん

 

消えない想いは、悩んでいてもしょうがない。

それならいっそ、ビールの酔いに任せて飛ばしてしまえば良い。

時にはアルコールの力を借りて忘れてしまうのも大事なことですよね。

 

サビ前の「簡単にさめる気もないから」というのは、「酔いから さめたくない」という意味。

酔って気持ちを楽にしたい時だってありますからね…。

 

「指先から始まる何か」というのは、LINEのことだと思います。

ドラマでもLINEきっかけのシーンが多かったですね。

 

そして、ドラマの後半で「深海晶(新垣結衣)」が言った、『今は恋がしたい…。』という言葉。

 

そのきっかけも、今後 この”指先”から始まるのではないでしょうか?

 

「始まる何か」、その展開は急なものかもしれません。

今夜このままの流れに身を任せて、恋に溺れてくというのも、ある意味では美しい気がします。

 

ビールの泡のように包まれる包容力。←包×3

 

そして最後の一文の「眠れたらな」が、タイトルの「今夜このまま」に掛かっていますね。

 

さすが表現師、「あいみょん」。

秋の人肌恋しくなる季節にピッタリの比喩表現を持ってきますね。

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