ここでは、あいみょんの『マリーゴールド』の歌詞の意味について、考察・解釈をしていきたいと思います。
本曲は、あいみょんメジャー5枚目のシングルで、人気を急上昇させた、まさに代表作とも言える一曲。
爽やかな曲調が印象的な、ミディアムナンバーとなっています。
「あいみょん」といえば独特の歌詞とハイセンスな比喩表現が特徴的ですが「マリーゴールド」の歌詞には どんな意味が込められているのでしょうか?
当サイトては積極的にコメントを募集しています。
考察内容に「共感できた」「共感できなかった」など何でも構いませんので、あなたの声をお寄せください。
※承認されたコメントは記事内に残ります。意見主張の場として、興味のある方はご参加くださいませ。
あいみょん「マリーゴールド」はどんな曲?
あいみょん『マリーゴールド』歌詞
風の強さがちょっと
心を揺さぶりすぎて
真面目に見つめた
君が恋しいでんぐり返しの日々
可哀想なふりをして
だらけてみたけど
希望の光は目の前でずっと輝いている
幸せだ麦わらの帽子の君が
揺れたマリーゴールドに似てる
あれは空がまだ青い夏のこと
懐かしいと笑えたあの日の恋「もう離れないで」と
泣きそうな目で見つめる君を
雲のような優しさで
そっとぎゅっと
抱きしめて 抱きしめて
離さない本当の気持ち全部
吐き出せるほど強くはない
でも不思議なくらいに
絶望は見えない目の奥にずっと写るシルエット
大好きさ柔らかな肌を寄せあい
少し冷たい空気を2人
かみしめて歩く
今日という日に
何と名前をつけようか
なんて話してああ アイラブユーの言葉じゃ
足りないからとキスして
雲がまだ2人の影を残すから
いつまでも いつまでも
このまま遥か遠い場所にいても
繋がっていたいなあ
2人の想いが
同じでありますように麦わらの帽子の君が
揺れたマリーゴールドに似てる
あれは空がまだ青い夏のこと
懐かしいと笑えたあの日の恋「もう離れないで」と
泣きそうな目で見つめる君を
雲のような優しさで
そっとぎゅっと
抱きしめて離さないああ アイラブユーの言葉じゃ
足りないからとキスして
雲がまだ2人の影を残すから
いつまでも いつまでも
このまま離さない
いつまでも いつまでも
離さない引用:「マリーゴールド」作詞作曲/あいみょん
「マリーゴールド」は、爽やかな曲調が印象的なミディアムナンバー。
爽やかな雰囲気漂うPVは、あいみょんの可愛さが際立つ作品になっていますね。
何気ない瞬間に見せつ笑顔が、本当にキュートです。
そして、可愛い笑顔の合間に見せる、寂しげな表情・・。
まさに「マリーゴールド」の歌詞の世界観を表現したPVになっていますね。
「マリーゴールド」PV撮影地は上海
『マリーゴールド』のMVは、上海で撮影されたもの。
『上海影視楽園』という1930年代の上海の街並みを忠実に再現した場所を舞台としており、上海影視楽園は映画村として有名なんだそうです。
以下、あいみょんコメントです。
ずっとこのままでいたいし、欲深く、素直に誰かを求めていたい。
1番近くにいる誰か、遠くにいる君。
届きそうで届かない気持ち。
残したい記憶、懐かしいと笑えたあの日の恋。引用:あいみょん「マリーゴールド」PV/YouTubeより
あいみょん「マリーゴールド」歌詞の意味とは?
まず、前提として「マリーゴールド」は「彼」目線の、彼女(君)へ向けた想いを歌った曲ということ。
「彼」から⇒「彼女」へ。というものですね。
この歌詞には、どのような心情や想いが描かれているのでしょうか?
「マリーゴールド」Aメロ 歌詞の意味は?
風の強さがちょっと
心を揺さぶりすぎて
真面目に見つめた
君が恋しい引用:マリーゴールド 作詞/作曲 あいみょん
「風の強」さは、2人に立ちはだかる、何かしらの障害のような気がします。
困難の中に置かれ、改めて君の事が好きだという気持ちを再認識したようです。
恋愛というのは、困難あってこそ、燃え上がるものですね。
「マリーゴールド」A→Bメロ 歌詞の意味は?
でんぐり返しの日々
かわいそうな振りをして
だらけてみたけど
希望の光は目の前でずっと輝いている
幸せだ引用:マリーゴールド 作詞/作曲 あいみょん
「でんぐり返しの日々」は、なかなかうまくいかない現状を表現しています。
「あ~ぁ うまくいかないな」と、ネガティブな「彼」。
そんな時でも、「希望の光=彼女」はずっと輝いています。
どんな困難に置かれても、うまくいかない日々があっても、「幸せ」と感じさせてくれる彼女の存在。
恋しくてたまらないそんな感情でいっぱいです。
「マリーゴールド」サビ 歌詞の意味は?
麦わらの帽子の君が
揺れたマリーゴールドに似てる
あれは空がまだ青い夏のこと
懐かしいと笑えたあの日の恋引用:マリーゴールド 作詞/作曲 あいみょん
麦わら帽子をかぶった君(彼女)を、マリーゴールドの花と重ね合わせているようです。
鮮やかな「マリーゴールド」に例えるほど、「君」は、眩しくキラキラした存在なのかもしれませんね。
「空がまだ青い夏のこと」というのは、きっと2人の青さ(蒼さ)も表現しているのかもしれませんね。
しかし、「懐かしいと笑えた あの日の恋」と、過去形の表現になっているのが気になります。
今となっては 懐かしい思い出。ということでしょうか?
きっと、2人の間には、それなりの期間が存在していて、良くも悪くも、いろいろな経験をしてきた という事なのだと思います。
男女ってそういうものですよね。
ちなみに、「マリーゴールド」の花言葉は「悲しみ」「変らぬ愛」。
そして、色によっても それぞれ違う花言葉が存在します。
黄色のマリーゴールドの花言葉は「健康」。
オレンジの マリーゴールド の花言葉は「予言」などなど・・。
PVに映っているのは、オレンジ色が鮮やかな「マリーゴールド」でした。
つまり、何かの「予言」を意味しているのでしょうか?
もう離れないでと
泣きそうな目で見つめる君を
雲のような優しさで
そっとぎゅっと抱きしめて
抱きしめて離さない引用:マリーゴールド 作詞/作曲 あいみょん
「もう離れないでと 泣きそうな目で見つめる君・・」
ズルイですね。
そんな目で見つめられたら、男は弱いですから、言う事聞きますよ。(笑)
「もう離れないで」ということは、1度離れてしまった2人なのかもしれませんね。
もしくは、距離ではなく「心」が離れたのでしょうか?
青空に浮かぶ、白い雲も夏のイメージにぴったりですね。
壮大なスケールで浮かぶ雲のように、優しく包んでくれる「彼」
このサビには何か彼の決心のようなものも 感じます。
「もう離さない」と、空に誓ったのかもしれません。
▼2番の歌詞の考察へ▼