YOASOBI『群青』歌詞の意味を解釈【”本当の声”が意味するものとは?】

YOASOBI「群青」歌詞の意味は?

YOASOBI『群青』2番歌詞の意味は?

好きなことをするのは楽しいだけじゃない|2番Aメロ~サビ

嗚呼、手を伸ばせば伸ばすほどに
遠くへゆく
思うようにいかない、今日も
また慌ただしくもがいてる
悔しい気持ちも
ただ情けなくて
涙が出る
踏み込むほど
苦しくなる
痛くもなる

引用:YOASOBI『群青』歌詞より

色々なしがらみはありつつも、好きなことに没頭し始めると、徐々に目標を持ち始めたり憧れの存在が出てくるようになります。

そんな目標や憧れの存在に追いつこうと必死でもがくけれども、一朝一夕に追いつけるわけもなく、悔しさで涙が出てきてしまうほど苦しんで胸を痛めます。

 

感じたままに進む
自分で選んだこの道を
重いまぶた擦る夜に
しがみついた青い誓い
好きなことを続けること
それは「楽しい」だけじゃない
本当にできる?
不安になるけど

引用:YOASOBI『群青』歌詞より

自分の「本当の声」に従って選んだこの道を、ただひたすらに感覚の赴くまま、計算なんてしないで突き進んでいく日々。

そんな中で味わう目標に追いつけないという挫折によって、好きなことを続けることは「楽しいだけじゃない」と気づくのです。

今までは楽しいからひたすら突き進むことができたけど、挫折を味わって苦しい思いをしてもなおやっていけるのか?と不安に思う気持ちが芽生え始めるのです。

続けることの意味、挫折と葛藤..|YOASOBI『群青』Cメロ

何枚でも
ほら何枚でも
自信がないから描いてきたんだよ
何回でも
ほら何回でも
積み上げてきたことが武器になる
周りを見たって
誰と比べたって
僕にしかできないことはなんだ
今でも自信なんかない
それでも

引用:YOASOBI『群青』歌詞より

好きなことで挫折を経験した人々は、絵描きが納得のいく作品を描き上げるまで何枚も何枚も描いていくように、好きなことに対して努力を積み重ねていくようになります。

その努力の積み重ねによって、自分の強みが出来上がるのですが、やはり周りの目を気にして他人との比較を始めてしまい、自分にしかない強味なんてないんじゃないかと自信を失います。

 

2番~3番Cメロ全体で、好きなことに対する挫折と葛藤という誰もが通る経験について言及しています。

 

ありのままの自分を見つけた|大サビ(3番サビ)

感じたことない気持ち
知らずにいた想い
あの日踏み出して
初めて感じたこの痛みも全部
好きなものと向き合うことで
触れたまだ小さな光
大丈夫、行こう、あとは楽しむだけだ

全てを賭けて描く
自分にしか出せない色で
朝も夜も走り続け
見つけ出した青い光
好きなものと向き合うこと
今だって怖いことだけど
もう今はあの日の透明な僕じゃない
ありのままの
かけがえの無い僕だ

引用:YOASOBI『群青』歌詞より

好きなことを始める前は全く感じたことのなかった喜びのような気持ちも、好きなことに真剣に取り組むことで味わう痛みも全ては「まだ小さな光」であり、乗り越えた先により大きな光(喜び)が待っている。

だから、心配ない大丈夫、それだけ真剣にやってきたなら根を詰めすぎないであとは楽しむだけ。

前半部分は、頑張る人々の背中を優しく押すような歌詞になっています。

 

後半部分では、そうして背中を押された人々が、今まで怖くて押さえていた自分の全てを賭けて好きなことに向き合い始めます。

必死に好きなことと向き合うことに対して、周囲の目を気にしたりする気持ちが完全に消え去ったわけはない。

けれど今の僕は、かつて夜の街に繰り出し退屈な気持ちを誤魔化して周囲に溶け込もうとしていた「透明な僕」じゃなく、「ありのままのかけがえの無い僕だ」と自信を持って言い切ります。

悩んでいた人々が、努力と挫折を積み重ねていく中で自信が持てるようになったこと、そして経験の中で自分にしか出せない「色」を遂に見つけたことが分かる、感動的な歌詞ですね。

 

次はあなたの番|アウトロ(ラスト)

知らず知らず隠してた
本当の声を響かせてよ、ほら
見ないフリしていても
確かにそこに今もそこにあるよ
知らず知らず隠してた
本当の声を響かせてよ、さあ
見ないフリしていても
確かにそこに君の中に

引用:YOASOBI『群青』歌詞より

最後は、かつては「本当の声」を隠して生きていた人々から、今「本当の声」を隠している人々へのメッセージであると解釈します。

好きなことに夢中になれるのは選ばれた特別な人にのみ許されたことではなく、誰にでも等しくそのチャンスが与えられているのだと気づかせてくれる歌詞ですね。

YOASOBI「群青」歌詞の意味は? まとめ

YOASOBI

やりたくないことや嫌いなことでも、やらなければならないことなんだと正当化して自分を追い込んでいる人の方が大多数を占めている現代社会の中で、精神的に追い込まれつぶれていってしまう人も多くいます。

「群青」の中で悩む人々の背中を押してくれた人のように、どうしようもなく追い込まれている人々に対して、自分の「本当の声」に耳を傾けて健全に生きる気力を取り戻して欲しいと願う人がいるということが、この曲を通して伝わってくれるといいなあと思います。

周囲のことよりも、まず守るべき自分の「本当の声」に気付けるように感覚を研ぎ澄ませておきたいものです。

 

以上で考察を終わります。

読んでいただきありがとうございました。

 

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