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米津玄師『クランベリーとパンケーキ』歌詞の意味を解釈【実は二日酔いがテーマ?】

米津玄師「クランベリーとパンケーキ」歌詞の意味は?

米津玄師「クランベリーとパンケーキ」2番|歌詞の意味

「クランベリーとパンケーキ」2番Aメロ|歌詞の意味

戯れ哀れハメ外すあまり
足滑らせて砂を噛むばかり
憶えちゃいない痣だらけ
大体そんな毎日

引用:「クランベリーとパンケーキ」作詞/ 米津玄師

 

こちらも1番のAメロ同様、よっぱらっている情景描写を表現しています。

米津玄師さん自身、酔っ払って羽目を外し、転んで、カラダ中に身に覚えのない痣があるのでしょうか(笑)。

そんなことを思わせるAメロです。

廃墟だらけのメルヘン市街じゃ
マセガキ達が隠れてキスする
涙交じりの恋になりませんように

引用:「クランベリーとパンケーキ」作詞/ 米津玄師

 

廃墟だらけのメルヘン市街とは、ラブホテル街のこと?

そんな市街の中でマセガキたちが隠れてキスする様子を見て、バカにしているようなニュアンスが見て取れます。

ここでいうマセガキは、本当の子供というより、子供のような成人たちという捉え方ができるのではないでしょうか。

バカな大人たちがする恋愛が悲しい恋にならないように、バカにしながらも成功を願っている心理が考えられます。

「クランベリーとパンケーキ」2番サビ|歌詞の意味

ヒッピヒッピシェイク
ダンディダンディドンで
ランドリーまで歩いてこうね
汚れたシーツを洗おうね
ほら丁寧に取り分けて

引用:「クランベリーとパンケーキ」作詞/ 米津玄師

 

このサビでは、「汚れたシーツを洗う」という歌詞になっています。

これは、パンケーキを吐き出し汚れてしまってシーツを洗いに行くそのままの情景を描いていると考えます。

 

ヒッピヒッピシェイク
ダンディダンディドンで
もう一度浮かれた祈りの方へ
こんな馬鹿な歌ですいません
嗚呼毎度ありがたし

引用:「クランベリーとパンケーキ」作詞/ 米津玄師

 

しかし、シーツを汚したりパンケーキを吐き出したりなど、後悔しつつも「もう一度浮かれた祈りの方へ」向かう。

これは、お酒に飲まれて失敗しつつももう一度逆メガネをかけるため、お酒を飲みに向かう情景を描いているのではないかと考えられます。

先ほどの2番のサビでは、汚れたシーツを洗いに行く哀愁漂う主人公が見て取れましたが、その次の歌詞ではそんなことも忘れてまたノリノリでお酒を飲みに行く。

そんなお酒の魔力のようなものも感じさせるサビとなっています。

「クランベリーとパンケーキ」Cメロ|歌詞の意味

微睡んでいたい きみみたいに
この宇宙が 終わるまで
微睡んでいたい きみと一緒に
この世界が 終わるまで

引用:「クランベリーとパンケーキ」作詞/ 米津玄師

 

この楽曲には度々「きみ」という人物が登場しますが、この「きみ」は果たして誰なのでしょう?

「〜しようね」という呼びかけの歌詞が多いことから、「恋人」とも取れますが、今回は、「お酒を飲んで酔っ払っている自分」と捉えて見たいと思います。

シラフの時に、「酔った自分」を思い出して、呼びかけているのではないでしょうか。そのため、このCメロの歌詞は、「お酒に酔った時のようにずっと微睡んでいたい」と考えられます。

「クランベリーとパンケーキ」ラスサビ 歌詞の意味

ヒッピヒッピシェイク
ダンディダンディドンで
クランベリーのジャムでも作ろうね
パンケーキと一緒に食べようね
ほら丁寧に切り分けて

ヒッピヒッピシェイク
ダンディダンディドンで
全部頬張って隠してしまえ
やがて熱さにも耐えかねて
嗚呼きみは吐き出した

こんな馬鹿な歌ですいません
嗚呼毎度ありがたし

引用:「クランベリーとパンケーキ」作詞/ 米津玄師

 

この曲の一番最後は”嗚呼毎度ありがたし”という感謝を表す歌詞で締められています。

(二日酔いの気分を描いた楽曲、)こんなバカな歌ですいません。嗚呼(ファンのみんな)毎度ありがたし。と捉えられます。

 

この曲についての語りでも、

「最後の2行が大事な曲。ただのバカな歌じゃないですか。二日酔いになって死にそうな姿を書いただけ」

と語っているので、この最後の2行については米津玄師自身の日頃の想いが詰まっているのでは?

米津玄師「クランベリーとパンケーキ」歌詞の意味は? まとめ

米津玄師・クランベリーとパンケーキ・歌詞・意味

いかがでしたか?

大ヒット曲『Lemon』のカップリング曲である、『クランベリーとパンケーキ』を考察してきましたが、米津玄師のパーソナルな部分がかなり表現されている一曲だったと思います。

二日酔いで死にそうな姿を描いたこの曲。

お酒に酔った時の心理描写や、お酒を「逆メガネ」と表す米津玄師の考えを読み取れる楽曲でした。

 

という訳で、今回は以上です。

最後まで、ありがとうございました。

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