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ONE OK ROCK「Stand Out Fit In」歌詞(和訳)の意味を解釈【仮面の少年が意味するのは】

ワンオク「Stand Out Fit In」歌詞の意味を解釈

ONE OK ROCK「Stand Out Fit In」2番・歌詞(和訳)の意味は?

「Stand Out Fit In」2番Aメロ歌詞(和訳)の意味は?

同じことの繰り返しで
飽き飽きしている日々
ただ自分らしくありたい
ありのままで
Can’t be someone else
(僕は僕だから)

引用:ONE OK ROCK「Stand Out Fit In」歌詞

自分に嘘をついて、周りに合わせて目立たないように・・。

そんな風に生きているのは窮屈で、自分がどんどん退屈な人間になっていってしまいます。

 

どう生きたって僕は僕にしかなれない、それならただ自分らしく生きていたいのです。

 

MVでは、青年になった少年が出てきます。

彼は今では周りに馴染み、食事も欧米食になっています。

そして、今度は彼が加害者になり、馴染めない人間に対して、惨めな思いをさせています。

 

あのとき自分が感じた惨めな想い。

環境が変わり、時が経つと、人の心は簡単に変わってしまうもの。

 

主人公の少年は、何か大切なことを忘れてしまっているようです。

「Stand Out Fit In」2番Bメロ歌詞(和訳)の意味は?

They yell, they preach
(彼らは口うるさく言ってくる)
I’ve heard it all before
(何度も)
Be this, be that
(ああしろ こうしろと)
I’ve heard it before
(何度も言われて)
Heard it before
(もう うんざりだ)

引用:ONE OK ROCK「Stand Out Fit In」歌詞

周りと違うことがあれば、はみださないように、合わせるように、口うるさく言われます。

みんな他の人と同じことが安心で、はみだしたものを嫌うのです。

 

彼は、その「はみだしたもの」を嫌う側になってしまっています。

「Stand Out Fit In」2番サビ歌詞(和訳)の意味は?

Big boys don’t cry
(男は泣くな)
Shoot low, aim high
(現実を見て 夢を持て)
Eat up, stay thin
(よく食べ 健康であれ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Good girls don’t fight
(女は争わず)
Be you, dress right
(見た目もきちんと)
White face, tan skin
(心は白く美しく)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)

Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)

引用:ONE OK ROCK「Stand Out Fit In」歌詞

人にはそれぞれその人のアイデンティティを持っています。

 

一人ひとりはみんな他の人と違う部分を持っていて、それが当たり前です。

誰もが、何かしら周りからはみ出した性質を持っています。

 

それを恥じたり、抑え込んだりする必要はなく、認めること・肯定することを目指すべきなのです。

突然起きた事故・・・現れた少年は一体?

MVは、ここで急展開を見せます。

主人公の中国人の少年は、周りの友人たちによく「なじんで」いました。

馴染んでいたというより、合わせていたという感じでしょうか?

 

正しさより、楽しければいい。

飲酒運転という犯罪も、数の暴力に負けて何も感じなくなってしまっています。

 

そんな仲間たちを乗せた車が事故を起こします。

「Stand Out Fit In」Cメロ歌詞(和訳)の意味は?

I am who I am, no matter what
(僕は僕だ 何があろうと)
Never changing, no matter what
(決して変わらない 何があろうと)
No matter what
(何があろうと)

引用:ONE OK ROCK「Stand Out Fit In」歌詞

ONE OK ROCK・Stand Out Fit In・歌詞・和訳・意味

車から何とか這い出た彼の前に現れたのは、変面を演じる一人の少年。

 

この変面が表しているのは、彼が忘れかけていた、中国人としてのアイデンティティです。

彼は周りに馴染もうとするあまり、自分を見失っていたのです。

 

どんなに周りに馴染もうと振舞っても、自分が自分であることは絶対に変わらないのです。

 

 

そしてその変面に触発されたように、彼自身も自分の心のまま踊りだします。

彼のダンスは周りと全く同じではないのに、調和がとれています。

 

ここで特に注目して欲しいのは、周りと馴染んだダンスをするときもあれば、全く違う動きをするときもあるということ。

このシーンではそのバランスをうまく取っています。

 

「はみだして なじめ」これはどちらも大切なことで、どちらが欠けてもいけないことなのかもしれません。

 

『Never changing, no matter what』

その後、彼自身も変面と同じように、一瞬で髪色は金色に変化し、次の瞬間には目まで青色に変化します。

 

しかし、どんなに見た目が変わろうとも、何も変わらない。

何があろうと、彼は彼のままで決して変わらない。

何があろうと。

 

そして自分らしさを取り戻した彼の目には光が宿って、動きも生き生きとしています。

ONE OK ROCK「Stand Out Fit In」歌詞(和訳)の意味は? まとめ

ONE OK ROCK・Stand Out Fit In・歌詞・和訳・意味

引用:https://www.youtube.com/watch?v=IGInsosP0Ac

“Stand Out Fit In(はみだして なじめ)”は一見矛盾しているように聞こえますが、これが意味するのは自分が自分らしくあることを怖がるなということです。

 

どんなに周りに馴染もうと、自分の個性を殺していても、自分が自分であることは絶対に変えられません。

 

しかし、「自分らしくはみだす」ということが正しいというわけでもなく、そのバランスも大事だということ。

MVのラストで彼自身のダンスがそれを表現している気がしました。

 

「自分らしくあり続けるんだ!」そんな綺麗事は口で言うのは簡単です。現実は理想だけでやっていけるほど甘くありません。

 

ただ、「自分らしさ」を持っていないと、周りと本当の意味で馴染むこともできない。

その意味を込めて「はみだしてなじめ」なのではないでしょうか?

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