あいみょん『青春と青春と青春』2番|歌詞の意味は?
夏休み「青春と青春と青春」2番Aメロ
夏期講習の憂鬱さとは裏腹に
君がスイミングスクールの日
たまに会える嬉しさがある
電車の中腰を丸めて文庫本を
読む姿が本当神秘的で
つり革にぶら下がりたい気分さ引用:あいみょん『青春と青春と青春』
夏休みに入り、せっかくの休みに電車に乗って夏期講習を受けに行くのが憂鬱な主人公。
だけど夏期講習がなければ電車にも乗らず、彼女と会えないまま夏休みは終わってしまう。
夏休みの彼女に会える唯一のチャンスなのでそれはとても嬉しいのでしょうね。
「電車の中腰を丸めて文庫本を読む姿が本当神秘的で つり革にぶら下がりたい気分さ」
主人公は勉強が嫌いなんでしょうね(笑)
だから女の子が電車で本を読むのが不思議で仕方ない。
なんならふざけて笑わせてあげようか?ぐらいの勢いを感じます。
願い「青春と青春と青春」2番Bメロ
なびかせる髪は
きっとこのやらかい海と似合うだろうな引用:あいみょん『青春と青春と青春』
電車の窓から見える海を見つめ、夢で見た海辺のデートを思い出し、彼女といつの日か本当に遊びに行ける事を願っている主人公が思い浮かびます。
確かな想い「青春と青春と青春」2番サビ
夏風が青春と一緒に君を連れて来たんだろうか
ノースリーブにポニーテールは
僕の口先がとんがってしまう
生ぬるい味の空気がより心臓を早く走らせて
嗚呼 これは恋さ引用:あいみょん『青春と青春と青春』
「夏風が青春と一緒に君を連れて来たんだろうか」
夏と言う季節だから、君に恋をしたのかな?
主人公は夏の恋の魔法を疑います。
ノースリーブから見える二の腕も、ポニーテールのうなじも、誰にも見せたくない。
焼きもちを妬いてむくれる主人公の姿がとっても可愛いですね。
そんな主人公も彼女の姿に見とれてしまい、暑さと相まって高鳴る胸の鼓動に確かな想いを感じます。
夏の魔法なんかじゃなく、「嗚呼 これは恋さ」と。
夏の終わりへの焦り「青春と青春と青春」2番Cメロ
扇風機の音が
どうもわからないけれど僕をせかす引用:あいみょん『青春と青春と青春』
扇風機の音が聞こえなくなるとき、それは夏の終わりを意味しているのでしょう。
まだ扇風機の音は聞こえているけど、夏が終わりに近づいてくる様子に主人公は少し焦っているのかもしれません。
片思い「青春と青春と青春」ラストサビ
熱すぎるコンクリートには
何度”好き”と書いても蒸発して
図書館でほら小さな声で
話したりもしたいんだよな青春が夏風にのって
君を連れてきたんだろうな
カレーライスの匂いなんかで
誰かを愛おしく思う夏に
恋をしたくなるんだろうな
きっと花火とか金魚のせいだ
嗚呼 今日も夢を見る嗚呼 これは恋さ
引用:あいみょん『青春と青春と青春』
コンクリートに書くように、心の中では何度も好きと呟いているのに、蒸発して消えてしまうのと同じで、心の中の言葉は彼女には伝わらない。
「図書館でほら小さな声で話したりもしたいんだよな」
図書館でするこしょこしょ話って、仲が良くないと出来ませんよね。
ほんとはもっと彼女に近づきたい、気軽に話しかけて距離を縮めて行きたい、そんな主人公の想いが伝わってきます。
あいみょん『青春と青春と青春』歌詞の意味は? まとめ
いかがでしたか?
青春の甘酸っぱさをつい思い出してしまうぐらい、リアルな情景が素晴らしい楽曲でした。
独特な言い回しの表現もあり、あいみょんのアーティストしての才能も改めて感じられる曲です。
夏の爽やかさと、独特の雰囲気も相まって、心にも耳にも響くとっても素敵な曲でしたね。
あいみょんの楽曲については、他にも考察しています。
歌詞の意味を考えながら、楽曲の世界観に浸りたい方は是非チェックして見てくださいね。
という訳で、以上です。
最後までありがとうございました。