あいみょん「マトリョーシカ」2番 歌詞の意味
「マトリョーシカ」2番Aメロ 歌詞の意味
寝る間を惜しんで書いた手紙も
メイクも何もかもが無駄ね
殻に閉じこもったマトリョーシカ
せめて神棚に添えて欲しいわよ引用:「マトリョーシカ」作詞作曲/あいみょん
好かれたくてやってきたこと全てが無駄だと感じてしまいます。
「本当の姿を隠したマトリョーシカも相手にとって役に立たないものだと言うのなら、せめて供え物くらいにはなるでしょう」、と皮肉を込めていますね。
「マトリョーシカ」2番サビ 歌詞の意味
キラキラに光る何かが欲しかった
私は一度も愛されないの?
本当のあなたも知らないままなの
私はあなたのモノでしょうか?引用:「マトリョーシカ」作詞作曲/あいみょん
「一度くらいは愛してほしい」と本心を秘めています。
本当の自分をマトリョーシカの一番奥に隠しているということは、同時に相手の本当の姿も見えてないことになるのでしょうか。
「私はあなたのモノでしょうか?」という歌詞については二つの意味で捉えることができそうです。
“モノ”のように扱われていることへの反抗、それから「あなたの私なの?」という疑問。
どちらにせよ愛されない関係に嫌気がさしているようですね。
「マトリョーシカ」Cメロ 歌詞の意味
笑っているふりが得意になっちゃった
2つめの顔には青い何かが流れている水たまりができて
溢れちゃいそうだ
溢れちゃいそうだ
溢れちゃいそうだ引用:「マトリョーシカ」作詞作曲/あいみょん
多くのマトリョーシカは可愛らしい笑みを浮かべていますよね。
作り笑いとマトリョーシカの笑顔を重ねているようです。
そして本当の顔からは涙が流れているのでしょう。
一つ目の顔で隠れてはいるものの、流れた涙が一つ目のマトリョーシカに溜まって溢れてしまいそうだ、という意味でしょうか。
すごく凝った表現…「さすがあいみょん。」と言わざるを得ませんね。
「マトリョーシカ」ラスサビ 歌詞の意味
キラキラに光る何かを追いかけた
私は本当に愛されたかった
キラキラに光る何かを追いかけて
私はそれでも愛されなくて本当の自分を隠し続けてる
私はいつでもマトリョーシカ
私はあなたのモノでしょうか?マトリョーシカ
引用:「マトリョーシカ」作詞作曲/あいみょん
幸せを追い求めて自分を隠して愛されようと頑張って来たけど、やっぱり愛されることはない…。
本当は殻を破って本当の姿を見せたいけど、偽りの姿でも愛されないのに、本当の自分を見せたところで愛されることはない……。
愛されたくても愛してもらえない切ない女の子の気持ちが描かれています。
あいみょん「マトリョーシカ」歌詞の意味は? まとめ
「愛」が一方通行の女の子。
好きになってほしくて素顔を隠す様子がマトリョーシカで表現されていましたね。
恋する女の子の姿があいみょんらしい独特な歌詞で歌われていました。
「あいみょんってたくさん恋してきた人なのかな?」と思っちゃうような歌詞でした。
韻や音のリズムの使い方も最近の流行りに乗っていて、切ない歌詞なのにノれる一曲ですね。
以上、あいみょん「マトリョーシカ」の歌詞考察でした。