あいみょん「ひかりもの」2番歌詞の意味は?
「ひかりもの」2番Aメロ 歌詞の意味は?
橙色の空を眺めると少し
胸の中に押し込んでいた思いが防波堤を飛び越えて流れてくるよ
引く波に魂も吸い込まれ引用:「ひかりもの」作詞作曲/あいみょん
「紺色の空を眺めると少し」とは、夜が明ける前の空を見ていると少しだけ。
心の中でせき止めていた思いが、堰を切ったように溢れ出てくる涙…
ふと、心を許せるような瞬間や場面で、いつも我慢しているものが、溢れて止まらなくなることってありますよね。
「引く波に魂も吸い込まれ」の部分で、涙が引いた後には、空っぽの抜け殻のような自分が残っている…
「ひかりもの」2番Bメロ 歌詞の意味は?
ただ もっともっともっと
私の心が
大人であればいいの?
嘘つきはどっちだよ引用:「ひかりもの」作詞作曲/あいみょん
自分のまっすぐな思いが表現されています。大人になるといろいろな壁にぶつかり、無理矢理にでも肯定しなきゃいけないこともありますよね。
「嘘つきはどっちだよ」よいう「私」の中の心の叫びを感じる部分です。
当たり前の矛盾に対し、反発する気持ちは、誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。
「ひかりもの」2番サビメロ 歌詞の意味は?
優しい笑顔の裏側に
知りたくもなかった顔がある
忘れないぞ あの日の悔しさを
つまらない事ではもう
傷つかない引用:「ひかりもの」作詞作曲/あいみょん
「優しい笑顔の裏側に」は、本当に心からいい人だと思っていた人の裏の顔が見えた衝撃ですよね。
「知りたくもなかった顔がある」と、どうせなら、最後まで騙してくれればいいのにという本音の声…
きっと急激に知名度を伸ばした あいみょんはそんな場面をいくつも目の当たりにしてきたのでしょうね。
そして、そんな悔しさを胸に刻んで、これからは強く生きていくという強い決意も感じられます。
「ひかりもの」Cメロ 歌詞の意味は
私の心の弱点を
知らずに平気な顔して笑ってるから 泣きそうだな
もっと気の利いた言葉で慰めて
そうすれば少しは引用:「ひかりもの」作詞作曲/あいみょん
インタビューでもあったように「順風満帆ですね」「飛躍の一年でしたね」なんて言葉は裏を返せば旬であることを意味しています。
そんな言葉が、あいみょん 自身を傷つけていることも知らずに…。
急激に集まってくる人間は「本当の私を理解していない。」そんな悔しさと苛立ちを表している歌詞ですね。
順調に苦労せずにここまで来たわけじゃないのに”知ったような言葉”でたくさん傷ついてきたのでしょう。
「もっと気の利いた言葉で慰めて」は、「私」をもっと見て欲しい、わかって欲しいという想い…どうしたらもっと自分を理解してもらえるんだろうというもどかしさが痛いほど分かります。
あいみょん「ひかりもの」歌詞の意味は? まとめ
「ひかりもの」には、当時のあいみょん自身の心の叫びが詰まった曲でした。
表面的ではとても分からない、彼女自身の葛藤と、理解されない苛立ち…。
若くして成功しているように見える部分も誤解されがちですが、それだけの努力と苦悩を乗り越えてきてるんですよね。
あいみょんの曲は、他者目線で憑依系の歌詞を作ることも多いのですが、この曲はあいみょん の素直な感情が込められている曲でした。
飾らないストレートな歌詞だからこそ、共感を呼ぶのかもしれません。
もしあなたが理解されない悲しみに疲れたら、この曲を聴いてみてください。
少しは心が軽くなるかもしれませんよ。
という訳で今回は以上です。
最後までありがとうございました。