back number『怪盗』2番の歌詞の意味は?
「怪盗」2番Aメロ|君はいつまでも素敵なままだよ
もう行かなきゃなんて
ガラスの靴で 月にでも帰るの?
君がどう否定したって
素敵なままだよ引用:back number『怪盗』歌詞より
「ガラスの靴で月にでも帰るの?」という部分からは、「ガラスの靴」からシンデレラ、「月にでも帰るの?」からかぐや姫を連想できます。
この部分は、Bメロに「この物語の名前は伏せたまま走るよ」という部分ともリンクしていると解釈できます。
また、ドラマ「恋はDeepに」で海音が海に帰ろうとしているのを止めようとしている倫太郎のとの切ないシーンとも重なってるように思えますよね。
「怪盗」2番B~Cメロ|君はいつまでも素敵なままだよ
君と出会えた僕と
出会えなかった先の僕を比べて
論文にしたいとこだけど
君の細胞全部の
尊さはきっと伝えられやしない
君自身に君を僕が証明するよ引用:back number『怪盗』歌詞より
そして、「君がどう否定したって素敵なままだよ」や「君の細胞全部の尊さはきっと伝えられやしない」のところからもわかるように、2番の歌詞では女性に対して秘めていた男性の感情が溢れていてとてもロマンチックです。
さらに、「君と出会えた僕と出会えなかった先の僕を比べて論文にしたいとこだけど」のあたりの歌詞は、「君がいれば不可能なんかない」ところとも重なります。
「君といる時の僕は幸せだし、そんな風に僕のことを幸せにできる君は素晴らしいんだよ!」ということを女性に対して全力で伝えたいように解釈できるのです。
ドラマ「恋はDeepに」の中で海音は大学で働く海洋学者なので、「論文にしたいところだけど」というのがつながっているようにも感じます。
「怪盗」ラストサビ|いつだって僕が「怪盗」になって君を奪うよ
これから君を奪って
夜空を抜けて
宝石みたいな 街を飛び越えて
君が想像した事ないくらい
眩しい世界を見せてあげるそのまま海を渡って
春風に乗って
虹を蹴散らして 空にばら撒いて
君は今日も明日も君のままでいていいんだよ
君がいれば僕に不可能なんか無い
無い引用:back number『怪盗』歌詞より
ラストサビでも、男性が「怪盗」のイメージで女性を奪ってつらい世界から眩しい世界に連れ去る情景が浮かびます。
また、「君は今日も明日も君のままでいていいんだよ」と女性に対して励ますようにロマンティックな言葉をかけています。
一見とても幸せな感じですが、この部分は、男性はやはり女性のことが大好きだけれど叶わない恋だということを自分でも知っているからこそ、
つらいことがあったらいつでも自分が「怪盗」になって連れ出してあげるからね
という少し切ない感じも表しているのです。
back number『怪盗』の歌詞の意味とは? まとめ
今回は、back numberの「怪盗」の歌詞の意味を解説しました。
自分の叶わない恋をわかっていながらも、好きな女性のために「怪盗」になってつらい世界から連れ出してあげるというback numberらしいどこか切なさもあるロマンチックな歌詞が最高ですね。
というわけで、今回は以上です。
気になる方は、back numberの「怪盗」と併せて、ドラマ「恋はDeepに」もチェックしてみてください。