星野源「アイデア」歌詞・意味を解釈「にこやかに中指」が意味するものは?

星野源アイデアの歌詞の意味は?

星野源「アイデア」2番Aメロの歌詞の意味は?

おはよう真夜中
虚しさとのダンスフロアだ
笑顔の裏側の景色
独りで泣く声も
喉の下の叫び声も
すべては笑われる景色

引用:「アイデア」作詞作曲/星野源

一番の明るさはどこにいったんだというぐらいシニカルなダンスミュージックで始まる2番。

で歌詞の内容も、人の抱える闇の部分を だいぶさらけ出してるように思われます。

星野源・アイデア・歌詞・意味

まず『おはよう真夜中』っていうのは、「深夜に起きちゃいました、昼夜逆転です!」

なんてことを言いたいのではなくて・・・

また嫌な一日が始まってしまったというような鬱屈さを表しています。

 

そんなやるせなさを『虚しさとのダンスフロアだ』という部分が見事に言いえています。

 

表向きは明るく振舞っているけれど、どことなくある心の影といったところでしょうか・・。

少なからずそういうのって誰しもが抱えている気がします。

 

そしてそういう感情というのは『笑顔の裏側の景色』とあるように、人には見られないものです。

 

ただ心の中で辛さを吐き出したところで、表向きには見えてない・・。

表向きの、「取り繕っている自分」しか映らないわけです。

それが『すべては笑われる景色』だと思うのです。

 

違った受け取り方をすると、こういう私たちの悲しみも、言わば他人にとってみれば暇つぶしのようなお話。

 

結局は、そういう風にしかとらえられないな・・という鬱憤を書き上げているのかもしれません。

星野源「アイデア」2番Bメロ歌詞の意味は?

生きてただ生きていて
踏まれ潰れた花のように
にこやかに 中指を

引用:「アイデア」作詞作曲/星野源

このBメロが、恐らく一番この曲の中でパンチの効いた歌詞であることは間違いないですね。

まさに先にサビの部分で言った突然やってくる塞ぐ影なわけです。

 

当たり前に生きていた日々がいきなり何かしらの影響で途絶えてしまう。

そういうことが人生には起こりうるのです。

 

ですが、この歌詞が言っているのは、

そういう先を塞いでくる物事に対して、笑って中指を立てて、構えているくらいの気位でいようぜということなのです。

 

”星野源”自身が、クモ膜下出血で一度死にかけたからこそ書ける渾身の一節ですね。

彼自身に襲いかかった「影」はきっと恐ろしく、大きいものだったと思います。

星野源「アイデア」Cメロ歌詞の意味は?

闇の中から歌が聞こえた
あなたの胸から
刻む鼓動は一つの歌だ
胸に手を置けば
そこで鳴ってる

引用:「アイデア」作詞作曲/星野源

星野源・アイデア・歌詞・意味

この闇というのは、まさに2番Aメロでの「闇」に違いないでしょう。

 

何も聞こえる事のない、無音の「闇」

そんな悲しみの中でも、確かに聞こえる一つの鼓動。

それは、あなた自身を包み込む、立派な「歌」として確かに奏でられている。

 

この一節はまさに、

「闇の中にあってもそれを素晴らしいものととらえてくれる人が確かにいるはずだ」と、勇気づけてくれます。

星野源「アイデア」ラスサビ歌詞の意味は?

つづく日々の道の先を
塞ぐ影にアイデアを
雨の中で君と歌おう
音が止まる日まで

引用:「アイデア」作詞作曲/星野源

この後に続くサビは、一番と同じなので先程の考察を参考にしていただいてもらえたらなと思います。

 

ただここまでくるとサビに込められた意味がより一層肌身に感じられると思います。

 

そしてこのサビの部分は他と『雨の中で君と歌おう 音が止まる日まで』のところが異なります。

 

雨とはこの歌では悲しみの暗喩(音の比喩)です。

 

なのでここでは2番で歌いあげているように、

「辛いことや悲しいことがあっても一緒にそれをまたアイデアで乗り越えていこう」

ということを表しています。

 

そしてそれは、最後を迎えるまで。

すなわち、「音が止まる」まで、ずっとだということです。

星野源・アイデア・歌詞・意味

 

それにしても本当に素晴らしい感性の持ち主ですね。

こんなの歌われた日には星野源の虜ですよ。

冗談抜きで(笑)

星野源「アイデア」歌詞の意味は?まとめ

星野源・アイデア・歌詞・意味

この曲は大きく2つのことを歌っている曲だと思います。

 

一つは、平凡に思える退屈な日常があったとしても・・とても悲しい思いをするような日々があったとしても・・

それらは自分の心の持ちようでいかようにでも変えていけるんだということ。

 

すなわち表題どおり「アイデア次第で面白い方に持って行こうじゃないか」ということです。

 

そしてもう一つは、私たちは常に死という「終わり」と隣り合わせ。

けれども、だからこそ終わりに「中指を立てていけるぐらいの余裕で日々を生きていこう」ということ。

 

音が止まるそのときまで、辛いこともあるかもしれないけれど、「あなたと笑って生きていこう」ということを歌っているのだと思います。

 

そしてこれらの思いが、続く日々を奏でる人すべてに届けと願っているわけです。

 

以上が「アイデア」の歌詞考察になります。

長く私の考察に付き合っていただきありがとうございました。

 

これはあくまでも私の考えでありますので、皆さんには皆さんの考えがあると思います。

 

なので、皆さんにとっての歌詞考察の一助になれれば幸いです。

それでは、ありがとうございました。

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6 COMMENTS

天野優太

こう言うことを書いていただくと迚嬉しいです。
ありがとうございました。

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tomi

こちらこそ記事をご覧頂いて迚(とても)嬉しいですヽ(・∀・)ノ
ありがとうございます!
音楽や歌詞ってひとつの物語ですから、読み解いていくのは楽しいですよね!

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アイデア 好き!

1番の歌詞『届け』じゃなくて『響け』じゃないんですか
間違っていたらすみません。

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tomi

申し訳ないです!確認ミスでした。
「響け」でしたね!すぐに訂正します。
ありがとうございましたm(_ _)m

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菊池

感じたことを言葉に表現できる源さんとtomiさんに感動しました!自分も感じたことを自らの表現で表せられるようにしたいです。

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tomi

コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。
でも、私はただ歌詞の世界観を自分勝手な感性で捉えているだけですので、
ある意味ジコマンです(笑)。
それよりも、そのジコマン感性に共感して下さる菊池さんのようなユーザーによる
寛容な感性の方が素晴らしいと思いますよ。
おかげ様で、記事を書く原動力になります。
心から感謝ですm(_ _)m

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