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さてはあなたも腹ペコなんですね。
では、ここからは、マキシマムザホルモン「F」の2番の歌詞の意味について解説をしていきたいと思います。
マキシマム ザ ホルモン「F」の歌詞の意味を考察|2番
1番の歌詞解説でも紹介しましたが、この曲は、単にフリーザというキャラクターの事を歌っただけではありません。
「チベット問題」や、世界が抱えるいろいろな問題を比喩しているという、バックグラウンドがあります。
それを踏まえて、ご覧下さい。
ここからは、2番の歌詞・解説&考察です。
世界の問題にも触れています。
乱獲 乱伐 乱開発
ここで繰り返される自然破壊
虐待 拷問 人権なく
植えつけたのはプロパガンダ引用:「F」作詞/マキシマムザ亮君
ここでまた、「チベット問題」に触れています。
というか、「チベット問題」に限った事ではありませんが・・・
世界では、乱獲・乱伐・乱開発が行われ、それによってたくさんの自然が破壊されています。
「プロパガンダ」というのは、宗教的・政治的な思想・意識・行動に誘導すること。
つまり、洗脳することですね。
ナメック星人は、温厚な種族。
逃げ惑う無抵抗民族
平伏す者さえ全て焼き尽くす
大虐殺 武力弾圧
独裁主義者 笑って踏み潰す引用:「F」作詞/マキシマムザ亮君
「ナメック星人」は温厚で、基本的には争いを好まない真面目な種族。
そんなことは お構い無しで、フリーザはどんどん弾圧していきます。
もちろん目的は「ドラゴンボール」
全ての争いは、この『魔法の玉』によって起こるんですよね。
フリーザの手下 その② 「ギニュー特戦隊」
グルド バータ ジース
リクーム イレイザーガン
ギニュー ボディーチェンジ
そう Frog! Frog!引用:「F」作詞/マキシマムザ亮君
ついに出ました!
「フリーザ編」の影の主役達といっても過言ではありません。
いや、あるかな?・・
敵でありながら、なんだか憎めない彼らは、フリーザ軍の部下の中では最強の戦力!
『ギニュー特戦隊』
全宇宙から集めた、選りすぐりの エリート5人集です。
「グルド」特戦隊の中では、最弱? でも特殊能力あり。
ギニュー特戦隊の中でも最弱の「グルド」。
他の4人と比べ、格段に戦闘力が低いものの、時間を止められるという特殊能力があるので、特戦隊に選ばれました。
ただ、時間を止めている間は息を止めなきゃいけないので、本人の消耗が激しく効率的ではありません。
特戦隊の中では、ちょっと可哀想なイジメられキャラですね。
最後はベジータに倒されてしまいます。
「バータ」スピードに自信有り!
ギニュー特戦隊の中で、最もスピードに自信のある「バータ」
『宇宙一速い!』と自負するほど。
でも、帰ってきた悟空には、スピード・パワー 全てにおいて叶わず、弄ばれる結果に…。
最後は、ベジータに倒されます。
「ジース」実はスポーツマン?
顔はなかなかのイケメン「ジース」
特戦隊の中では、バータと仲がいいですね。
少年時代には、『銀河リトルリーグ』で投手、『スペースバレー』ではアタッカーお掛け持ちしていたスポーツマンで、バレーのアタックを活かした、技もあります。
最後には、ベジータにやられます。
「リクーム」性格悪い、パワー型。
見た目は地球人と同じ人間型の「リクーム」
特殊能力はありませんが、攻撃力と耐久力があり、普通に強いです!
また、戦闘において、相手をいたぶって遊ぶという、残忍な性格なので、バータからは「イヤな性格」と評されています。
必殺技「リクームイレイザーガン」の他にも色んな技を持っていますね。
悟空にやられたあと、最後はベジータに消滅させられます。
「ギニュー」特戦隊のリーダー。特殊能力はボディーチェンジ!
最後は、特戦隊のリーダー「ギニュー」
そもそも、彼が中心で成り立っているチームですから「ギニュー特戦隊」なんですね。
特殊能力の「ボディーチェンジ」によって、優れた戦士と体を入れ替えてきたため、
この時の姿は、最後にチェンジした相手の体ということになります。
悟空の体を乗っ取り、優位な立場になりますが、いろいろあってまた元に戻ります。
(※そのへんは、原作を読んで下さい!)
最後はベジータの体を乗っ取ろうとして失敗し、カエルに乗り移ってしまいます。
特戦隊の中で、唯一 生き残ったのが「ギニュー」ですね。
カエルとして。
そう Frog! Frog!
ここでもう一度「フリーザ」の特徴を確認しておこう!
その二の腕 pink pink pink
頭の中 sick sick sick
浮遊した Vehicle
戦闘力53万引用:「F」作詞/マキシマムザ亮君
ここは1番の歌詞でも紹介しました。
二の腕ピンクで、頭の中は病気(SICK)の独裁者こと、「フリーザ」
Vehicleは、乗り物の事ですね。
摩訶不思議アドベンチャーのリズムで!
迷宮入りヒストリー
no秩序 国狩り
ジャスティス 七つ玉
ロマンティックGIVEME!引用:「F」作詞/マキシマムザ亮君
ここも「F」解説その①で紹介したとおり。
ここは、ドラゴンボールの初代・主題歌「摩訶不思議アドベンチャー」のようなリズム。
(※ちなみに、カップリング曲が『ロマンティックあげるよ』だったんですね。)
軽快かつ、休符の多いキメで、ユニゾンしている所がカッコイイですね。
「スカウター」は映画を見に行くと、おまけで貰えました。
木っ端微塵に消し飛ばす
その虫けら誘き出す
スカウター狂ってクラッシュ
今・・見せよう…真の姿を…引用:「F」作詞/マキシマムザ亮君
ここも「F」1番で紹介しましたね。
スカウターは、相手の戦闘力が高すぎると、計測できなくて壊れます!
ちなみに、このスカウター。
私が子供の頃(約25年ほど前?)、東映アニメフェアー「映画ドラゴンボール」を見に行くと、おまけで貰えました。
映画のおまけ(型紙で作られたようなもの)なので、今思えばしょぼい感じでしたが、ドラゴンボールっ子達にとっては喉から手が出るほど欲しいアイテムだったのを覚えています。
今は、こんな感じでグッズで売ってたりします。
今でもコレつけて外に出たいくらいです。嘘です。
フリーザの形態変化! 第3形態はスピード系
神々たる変貌 後悔など遅い
ビリビリビリ大地が揺れる
ズキズキズキ傷が痛む
ビリビリビリ大気がウネる
その震えはダークサイド引用:「F」作詞/マキシマムザ亮君
「F」解説その①では、第2形態を紹介しましたが、ここでさらに変化を遂げます!
第3形態は、ガラッと見た目も変化し、こんな変な見た目になります。
特徴としては、とにかく速いスピード型。
もちろんパワーもアップして、攻撃の際には奇声もあげます(^_^;)
フリーザはさらに変身し、最終形態へ。
第4形態で、フリーザの本来の姿である「最終形態」になり、見た目もシンプルになります。
この姿が一般的になっていて、「フリーザ物まね芸人」も、この姿を真似しています。
それにしても、モノマネの人、めちゃくちゃ似てますよね。
「右から、ベッピンさん。ベッピンさん。一つ飛ばして、ドドリアさん!!」
鉄板のネタです。
さあ、気を取り直して、サビです。
サビ。圧倒的、戦闘力のフリーザ。
フリー〇 フリー〇 フリー〇 フリー〇
波動 大穴 ギャラクシー
油断 罠 パラサイツ
フリー〇 フリー〇 フリー〇 フリー〇
怯え泣くは我ら民(みん)引用:「F」作詞/マキシマムザ亮君
銀河を消し飛ばすほどのパワー、圧倒的な戦闘力を前に、民は怯えるしかありません。
そして、「フリーダム」彼らに自由を。
ちなみに、フリーザはプライドが高すぎるせいで、ちょくちょく油断をしちゃいます。
それが原因で、尻尾を切られちゃったり。
でもそこがいいんですけどね。
フリーザの目的「不老不死」は、叶わぬ結果に。
己 朽ち果てる事はなく
この痛みと共に塞ぐ
悪 戦慄 闇 アンダーワールドフリーザ フリーザ フリーザ フリーザ
無論 終わらん魂
I don’t have a power! Shit!フリーザ フリーザ フリーザ フリーザ
クライマックス 予言なき意味引用:「F」作詞/マキシマムザ亮君
最後の最後で、追い詰められたフリーザは、ナメック星のシェンロン「ポルンガ」に
に不老不死の願いを伝えますが、叶いませんでした。
ナメック星の言葉じゃないと、願いが届かないわけですね。
そして、クライマックスへ。
スーパーサイヤ人になった悟空によって、体も精神もズタボロになった、フリーザ。
このシーンで悟空のセリフがちょっと説明っぽいのがアレですね~(つд⊂)
最終的には、悟空の衝撃波で消滅させられます。
しかし、実は生きていて、その後の「人造 人間編」で出てきますが、未来のトランクスに瞬殺されます。
さあ。
ラストは、思いっきり「フリーザ」と「フリーダム」を叫びましょう!
「F」ラストのサビ。ラストは、ナヲ姉さんの迫力2バスで!
ラストの「ポア」は、ナヲの2バスと、上ちゃんのベース(スラップ)が際立つ、激しい演奏になっています。
クライマックスらしい盛り上がりです。
ぽあーーーーーーーーーー!!!
マキシマム ザ ホルモン「F」歌詞の意味を解説・考察してみた まとめ
如何でしたか?
いや・・長かった。正直飽きたでしょ?
これを 最後まで読むあなたは、「どM ザ ホルモン」ですよ。
ところどころ、解説できていない部分もあるとは思いますが….。
気になる方は 原作から読み返して見てください。
今になって読み返すと、いろんな発見もあって、さらに楽しめます。
それを踏まえて もう一度、マキシマムザホルモンの「F」を聴いてみると、違って聴こえる聴こえるかもしれませんよ。
以上、マキシマム ザ ホルモン「F」の歌詞 解説&考察でした。
それにしても、マキシマムザ亮くんの頭の中は、凄まじい世界観ですね。
知れば知るほど、深い歌詞です。
ごちそうさまでした。