あいみょん「どうせ死ぬなら」2番 の歌詞の意味は?
「どうせ死ぬなら」2番Aメロ歌詞の意味
私が死ぬ前 皆に私の好きなとこ
聞き出して
自分のこと好きになって
逝きたい
メーソン・クーリーのあの言葉を
遺言に選んで
太陽の塔の上で
HAPPYを叫びたい引用:どうせ死ぬなら/作詞作曲 あいみょん
周囲に自分の好きなとこを聞いて、自分を好きになって逝く。
これは、現時点では自分のことが あまり好きではないということなのかもしれません。
ここでも「メーソン・クーリーのあの言葉」は明確にされてはいません。
でも、おそらくは”「それも、いいじゃないか」は、おもしろい人生のスローガン。”だと思います。
そして、太陽の塔の下でHAPPYを叫ぶ。
ここにもあいみょん自信の想いが詰まっていますね。
※あいみょんは、岡本太郎をリスペクトしています。
そして、「太陽の塔の下で歌うこと」を目標に掲げているんです。
「どうせ死ぬなら」2番Bメロの歌詞の意味
棺桶蹴飛ばし怒るの
閉所恐怖症なの
だからみんなで
胴上げをしてよ高く高く引用:どうせ死ぬなら/作詞作曲 あいみょん
見送りする時は、ありきたりな棺桶に閉じ込めないでほしい。
お祝いするときのように胴上げで送り出してほしい。
そう伝えたいのかもしれません。
見送りの時に胴上げをするなどというのは、普通に考えたらありません(笑)
一見すると普通の見送りではありませんが、ここに「あいみょん」らしさが現れているような気がします。
ガーデンウェディングのように、青空の下で胴上げをしている姿を想像しましたね。
「どうせ死ぬなら」2番サビ歌詞の意味
どうせ死ぬなら
死にそうなくらいデカい声で
感謝とか嫌いとか
好きだったとか伝えるの
私は実は白雪姫だったのよ
嘘をついて
魔法をかけられたように眠るの引用:どうせ死ぬなら/作詞作曲 あいみょん
どうせ死ぬんだったら悔いが残らないようにしたい。
言いたいことを、正直に伝えて眠るように死ぬ。
これもまた幸せな死に方の一つです。
とにかく「後悔したくない!」という思いが、とても強く伝わってくる歌詞ですね。
「どうせ死ぬなら」気持ちを全部打ち明けて逝けたら、本当に未練がなくなるかも知れません。
「どうせ死ぬなら」Cメロ歌詞の意味
涙をながしながら
笑って見送って欲しい
無理やり私の大好きな
俳優を連れてきてよ
でも私が殺されて死んだら
いつか 引きずってやる
地獄よりも深い場所で
血まみれの米を食えばいい引用:どうせ死ぬなら/作詞作曲 あいみょん
どうせ死ぬならとことん笑顔で、好きなものに囲まれて死にたい。
だからこそ、殺されて死ぬということは不本意なんでしょうね。
幸せな死を邪魔するのであれば、犯人には容赦なく苦しみを与えるつもりのようです。
それにしても、『血まみれの米を食えばいい』なんて言葉を よく思いつきますよね(^_^;)
直接的に、「こうしてやる!」ではなく、苦しみを与えたい気持ちを比喩的に表現しているのが、さすがです。
あいみょん らしい!
「どうせ死ぬなら」Dメロ歌詞の意味
どうせ死ぬなら 派手に粋に
どうせ死ぬなら
ダメもとの告白もする
どうせ死ぬなら
死んでしまうなら
裸で町中を走るわ
好きな人の唇奪う
黙ってた秘密も言っちゃうわ
綺麗さっぱりでさよなら引用:どうせ死ぬなら/作詞作曲 あいみょん
どうせ死ぬんだから、やりたいことはなんでもやってやる!
という願望が詰まった部分の歌詞。
それにしてもいざ死を前にした時の「やりたいこと」が、何とも可愛らしいことばかりで、ほっこりします(笑)
でも、裸で街中を走って 好きな人の唇を奪ったら、もう本当にヤバイ奴ですよね(^_^;)
それくらい、思い切ったことをやってやる!という決意なのかもしれません。
「どうせ死ぬなら」ラスサビ歌詞の意味
どちらかと言えば
死にたくないわ
あらかじめ 人生の
タイムアップを教えて
どうせ死ぬなら
二度寝で死にたいわ
欲を言えば 父ちゃんと
母ちゃんに挟まれて
誰かを愛した証を私の
胸に張って
よくできましたと手を添えて引用:どうせ死ぬなら/作詞作曲 あいみょん
この一言によって、今までの歌詞全てに一気に深い意味を持たせます。
「どちらかといえば死にたくない。」
そうなんです。
本当は死にたくないし、いっぱい生きて やりたいことがあるんです。
だからこそ、逆に死を意識したのかもしれません。
「人生には限りがある。」
「思いっきり、やりたいことをやって生きないともったいない!」
そんな切実な願いが伝わってきます。
あいみょん「どうせ死ぬなら」歌詞の意味は? まとめ
どうせ死ぬなら明るい気分で死にたい。
そんな想いが詰まった歌詞。
ネガティブなイメージは全然ありません!
むしろ「生きる」ことに対する執着や一生懸命さに共感できる曲であることが伝わってきます。
明るい曲調とポジティブな歌詞からも、タイトルからは想像ができないくらい元気になれる不思議な一曲。
自分だったらどう死にたいか、生きたいか、考えさせられる深い歌詞ですね。