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ずっと真夜中でいいのに『ばかじゃないのに』歌詞の意味は?【”二十歳じゃない”は意味するのは…】

ずっと真夜中でいいのに。「ばかじゃないのに」歌詞の意味は?

ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』2番|歌詞の意味は?

二人の関係は良好だった?/「ばかじゃないのに」2番Aメロ歌詞の意味

ずっと真夜中でいいのに「ばかじゃないのに」歌詞の意味

それは わたしじゃない
傷つけない さよなら を
靴に石入っても 歩き考えてた
先ばかり気にする君と 遅れをとるわたしと
ふと ぎこちない日々を 思い浮かべてた

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞

二人の関係性はいつの日からか崩れていったのではないでしょうか。

そして主人公自身から別れを告げた。

靴に石が入っているのも気にならないくらい頭の中は彼にどうやって別れを告げようかということ。

相手を傷つけない。ということは、相手のことを大事に思っているのでしょう。

とてもやさしい彼は将来のことを考えているけど、自分は彼といる未来が見えない。

ぎこちないという表現からも冒頭の「それはわたしじゃない」というのは、あなたといる時に自分は「本当の私ではない、演じている」ということかもしれません。

お互いの思いとは・・・/「ばかじゃないのに」2番Bメロ歌詞の意味

ずっと真夜中でいいのに「ばかじゃないのに」歌詞の意味

この先どうする ね どうしよう わからない
君が溜息つく このやりとりに
安心できる 自分がいた
急な矛盾が 飼い慣らせない
何がきっかけとかじゃないけど
疲れてくことも 慣れていたと思う
それが始まりで 義務になったし
ゴールだったし ご飯できたよ

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞

ここでは、彼と主人公の会話の様子が表現されています。

この先というのは、「二人の関係性」のことでしょうか。

もうお互い冷めきっていることはわかっているが、別れることはできない。

大好きなほどラブラブでもなくなってしまった。でも嫌いでもない。ただ会話も素っ気なく、喧嘩も増える毎日。

もう相手に呆れてしまうことにもお互い慣れてしまった様子です。

今日もまた、別れることはできずに普段と同じように二人でご飯を食べる毎日。

そんな終わりが近づいているリアルな日常のカップルの様子が見えますね。

贅沢な悲しみとは/「ばかじゃないのに」2番サビ歌詞の意味

ずっと真夜中でいいのに「ばかじゃないのに」歌詞の意味

言っとけばいいのに ばかじゃないのに
在り来りだろうけど
僕には 君を思い返す日々で過ごしていける?
もう居ないのに 惹かれ合うのに
一瞬の夏だったよ
これ以上求めた贅沢な 悲しみは
何処へゆくの

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞

2番のサビでは1番サビと変わっているところがあります。

「ありがとう」から「これ以上求めた贅沢な 悲しみは 何処へゆくの」と。

最初は別れることが正解だと思っていた。

それが二人にとっていいことだと思っていたから。

でも今一人で思うことは、彼のことが「大好き」ということ。

昔の思い出に浸るだけで自分は満足なの?

彼は私のことが大好きなのに、自分から振っておいて悲しむなんて、なんて贅沢な悲しみ。

この思いをどうすればいいいのかわからない、そんな葛藤が主人公の中にあるのでしょう。

主人公の恋愛はいつも…/「ばかじゃないのに」Cメロ歌詞の意味

君の普段着 畳む途端に
片付いた理屈の中で 吸って吐いて
だって大丈夫だって
終わりが近いと 仲良くなれたし
桃鉄勝って 君が寝落ちして
自分の好き<君の好き
が何よりも大事で
同じ気持ちって
気づいちゃダメみたいな
さよなら ばっか だよ

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞

しかしもういない彼の服を畳みながら、やっぱりこれが正解だった、と自分に言い聞かせています。

恋愛の終わりが近づくと自然と喧嘩も減りますよね。

主人公はいつも相手が自分のことを好きという優位の関係を演じていたのではないでしょうか。

本当は相手のことが大好きなのに、それを伝えたいのに相手には気づかせない。

「さよなら ばっか」ということは、過去の恋愛からも今までにそういった経験があったのでしょう。

相手から始まった「好き」はどんどん自分の「好き」が勝つように。

女子特有かもしれませんが、自分の方が「好き」となると急に相手を束縛したり疑ったりしてしまいます。

そこから喧嘩も増え結局別れてしまう。なんてことも。

お互いの距離感を保ちたいために、主人公は自分に嘘をついて、「相手の方が自分のことを好き」としていたようですね。

まだ恋愛に慣れていない不器用な主人公の様子が思い浮かびます。

二十歳じゃないの本当の意味は/「ばかじゃないのに」ラストサビ歌詞の意味

ずっと真夜中でいいのに「ばかじゃないのに」歌詞の意味

言っとけばいいのに ばかじゃないのに
在り来りだろうけど
僕には 君を思い返す日々で過ごしていける
もう居ないのに 惹かれ合うのに
一瞬の夏だったよ
ありがとう
僕に残ってる 引き摺る温もり
ずっと まだ目の前に

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞

ラストのサビでは、「君を思い返す日々で過ごしていける」に「?」がありません。

今まで後悔する気持ちはあって迷っていたけど、自分の中で結論はでたのでしょう。

MVでも主人公の化身(本当の主人公の気持ち)がでてきて、二人の関係をきっぱり終わらせるようなシーンで終わっています。

YUZU科

実は1番2番のサビと比較してラストサビは、「過ごしていける」と「もう居ないのに」の間が一拍開いています。ちゃんと終わらせたという感情を表現しているのかもしれませんね!

「本当は好きでずっとそばにいたい気持ち」

「喧嘩が増え価値観も合わなくて終わらせたい気持ち」

「昔の思い出に浸ってまだやり直せると信じる気持ち」

主人公はこういった様々な気持ちに翻弄されています。

好きなのか嫌いなのか、そんな矛盾の感情って恋愛特有ですよね。

特に若い頃の恋愛ってがむしゃらで、付き合って、別れて、復縁して、などいろいろとあると思います。

今思うと一瞬の出来事だったかもしれませんが、そんな思い出ほど深く心に残るものです。

きちんと「終わり」を伝えた主人公は、まだ二十歳じゃないけど、少し大人になった瞬間なのかもしれません。

ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞の意味を解釈 まとめ

男女の恋愛は様々な形があり、二人にしかわからない問題がたくさんあると思います。

自分の中で「もう終わりだな」と感じたならそれはきっぱり終わらせることがきっと正解なのかもしれません。

またあの頃に戻りたい。まだやり直せる。こう思うのは当然で大好きな人ほど別れてしまうのは本当に辛いことです。

 

しかし自分に嘘をついたり演じたりすることは、相手に合わせてしまっている証拠。

そういった恋愛は辛い思い、悲しい思い、違和感や悩みがつきません。

だって「好き」なのに、「嫌い」という矛盾の感情を抱いてしまうから。

しかしいつまでも「好き」だけにしがみついていたら、前に進めません。

今でも思い出す「楽しかった思い出」や「大好きな人の温もり」というのは、過去の自分が経験したこと。

 

自分自身も相手も毎日毎日少しずつ変化しています。それは感情も同じこと。

二人にとって何が「正解」かは二人にしか分かりません。

 

しかし自分がだした「結論」はきっと次出会った人によって、案外「正解」だったと気づくものです。

別れることは正解だった。ばかなことはしなかったのに、今でもふと大好きな人の思い出が蘇る

「ばかじゃないのに」には後悔しながらも前に進まなければいけないというメッセージが込められているのかもしれません。

 

という訳で今回は以上です。

ご一読いただきありがとうございました。

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